auひかりには多くのプロバイダがあります。プロバイダごとに特徴があり、それぞれお得なキャンペーンの実施も行っていますが、中でも人気なのが「So-net」です。
So-netと他のプロパイダの料金面の違いやサービスの違いなど、分かりやすくまとめました。
この記事の目次
auひかり(So-net)の特徴
- 実質月額料金がauひかりのプロバイダの中でも安い
- 実測速度も他のプロバイダと比較しても速い
- お得なプロバイダキャンペーンが豊富
- オプションの「セキュリティソフト&安心サポート」を1年間無料で使える
- auユーザーは携帯代金も永年割引される
So-net(ソネット)は、1996年からインターネット業界で事業を開始した企業です。業界の中でも歴史が古く、様々なインターネットサービスを提供しています。そんなSo-netがプロバイダとしてもサービス提供を行っており、大手であることからも高い安心感があります。
So-netは、月額料金が安くて実測速度も非常に速いのが特徴です。auひかりには複数のプロバイダがありますが、どこと比較しても上位の性能を誇っています。
そして、キャンペーンも豊富です。そのおかげで実質月額料金は非常に安く、契約期間満了までであれば最安値レベルで利用できます。オプションのセキュリティソフト&安心サポートも1年間であれば無料で使えるため、インターネットに疎い人や高齢者でも安心して契約することが可能です。
auひかり(So-net)と他社プロパイダを比較してみた
実質月額料金 (戸建て) |
実質月額料金 (マンション) |
キャンペーン内容 | 特典受け取り時期 | |
---|---|---|---|---|
So-net | 3,798円 | 2,300円 | ・PlayStation Now2年間無料 ・キャッシュバックキャンペーン39,980円 ・ネット月額料金割引(2年間) ・最大58,000円キャッシュバックキャンペーン ・月額料金割引 ・auひかり新スタートサポート(契約違約金最大30,000円負担) |
契約したら自動的に適用される |
GMOとくとくBB | 3,897円 | 2,468円 | ・最大61,000円キャッシュバック ・最大30,000円キャッシュバック(乗り換え) ・スマホ割 ・高性能Wi-Fiルータープレゼント |
回線開通月を含む11ヶ月目と23カ月目に メールが送信され、それに変身した翌月末 |
BIGLOBE | 4,978円 | 2,466円 | ・55,000円キャッシュバックキャンペーン ・特典値引き ・電話サービス加入割引 ・auひかり乗り換え時、最大30,000円還元キャンペーン |
11カ月目に30,000円、24カ月目に25,000円 |
au one net | 4,309円 | 3,081円 | ・auひかりピカ得プログラム ・auひかり乗り換え時、最大30,000円還元キャンペーン ・初期費用相当額割引 ・超高速スタートプログラム ・10,000円キャッシュバック |
条件を満たし次第適用される |
@nifty | 3,991円 | 2,563円 | ・30,000円キャッシュバック ・25,000円キャッシュバック+WiFiルータープレゼント ・auひかり乗り換え時最大30,000円還元 ・お引越し割 ・ノジマ店内商品割引 |
開通月を含む12カ月目と24カ月目 |
@TCOM | 4,203円 | 2,610円 | ・50,000円キャッシュバックキャンペーン ・初期費用相当額割引 ・解約違約金最大30,000円分還元 ・auスマートバリュー |
申請した月を1ヵ月目とし、7ヵ月目の下旬 |
Asahi Net | 6,451円 | 4,868円 | ・ずっとギガ得タイプ(月額割引) ・auスマートバリュー |
契約したら自動的に適用される |
DTI | 4,380円 | 2,560円 | ・38,000円キャッシュバックキャンペーン ・初期費用相当額割引 ・初月無料 |
開通月を1ヶ月目とし、 13ヶ月目まで継続していた場合の翌月 |
※1.実質月額料金(戸建て)は、ずっとギガ得プラン3年+auひかり電話加入でキャンペーンを利用した場合の料金(3年契約)
※2.実質月額料金(マンション)は、2年お得プランA+auひかり電話加入でキャンペーンを利用した場合の料金(2年契約)
※3.実質月額料金(マンション)の場合、V16/G16/都市構造DX/都市構造G>マンションギガ>V8/G8の順で安いため最も安い「V16/G16/都市構造DX/都市構造G」で表は作成
auひかりの各プロバイダのキャッシュバックキャンペーンや実質月額料金を表にまとめてみました。各プロバイダに様々なキャンペーンがありますが、どのキャンペーンを受けるのか、適用するための条件はクリアできるのか、入るべきオプションは何なのかで料金は変わってきます。
今回はそれぞれ同じ条件にしました。その結果、So-netが最も実質月額料金が安いプロバイダとなりました。最も高いAsahi Netとは月に2,000円以上の差がありますので、契約する際のプロバイダ選びがどのくらい重要なのか分かると思います。
auひかりをSo-netで契約するメリット・デメリット
auひかりでプロバイダをSo-netにするメリット・デメリットを見ていきましょう。
デメリット

- 割引期間が終わると料金がやや高くなる
- 不具合が起きることも多々あり、トラブル対応もあまり良くないと噂がある
表を見て分かる通り、So-netは実質月額料金が非常に安いプロバイダです。しかし、これは月額割引が適用される期間に限定した場合になります。とくにマンションタイプは3年目になると割引適用期間外となって4,180円になってしまうのです。そのため、3年以上の長期間のトータルで最安値を狙うのであれば「GMOとくとくBB」の方が良いでしょう。
口コミの評価は全体的に良い部分が多いですが、中には「不具合が起きることが多い」や「トラブル対応の質が悪い」と言った意見も見られます。こちらも対応してくれる人や地域によって変わってくると思いますので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
メリット

- 実質月額料金がプロバイダの中でも安い
- auひかりのキャンペーンも受け取れる
- 実測速度も速いためストレスを感じにくい
- 5ギガや10ギガと契約することも可能
So-netは実質月額料金がプロバイダの中でも安くなっています。利用するキャンペーンやプランによっても変わってきますが、大体3番目以内には入ってくるくらいには安いです。場合によっては最も安いプロバイダになることもあります。
やはり月額料金割引が大きく、それに加えてキャッシュバックキャンペーンを選ぶこともできるため選択肢が広がっておすすめです。auひかりのキャンペーンでは工事費用を実質無料にできるので活用していきましょう。
一般的にインターネットの通信速度は安定しないものですが、auひかりは比較的安定していますし、平均速度も数ある回線業者の中でも速めと言われています。実はプロバイダによっても速度は若干違っており、So-netは実測速度が優れているプロバイダとして高い評価を受けているのです。
もし1Gbpsで満足できなかった場合にも5ギガコースや10ギガコース(※有料)に対応しているため、通信速度も問題なくメリットと言えるでしょう。
auひかり(So-net)とソネット光は何が違う?
今回解説しているのはauひかりのプロバイダであるSo-netですが、実は「ソネット光プラス」と呼ばれる光回線もあります。契約する際に間違わないよう、そしてどちらと契約するのがお得なのか理解するために、どのような違いがあるのかを簡単に見ていきましょう。
auひかり(So-net)とソネット光プラス比較表
auひかり(So-net) | ソネット光プラス | |
---|---|---|
事業者 | KDDI | ソニーネットワークコミュニケーションズ |
利用する回線 | KDDIの独自回線 | フレッツ光(光コラボ) |
対応エリア | 一部地域(タイプによる) | 全国展開 |
基本料金(戸建て) *割引前 |
1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目以降:5,390円 |
1年目:2,980円 2年目以降:6,138円 |
基本料金(マンション) *割引前 |
4,180円 | 1年目:1,980円 2年目以降:4,928円 |
工事費用 | ホームタイプ:41,250円 マンションタイプ:33,000円 |
26,400円 |
最大通信速度 | 1Gbps | 1Gbps |
スマホ割引 | auスマートバリュー | auスマートバリュー |
事業者と利用回線
最も分かりやすく大きな違いは、回線事業者と利用回線です。auひかりを提供しているのはKDDIで、ソネット光プラスを提供しているのはソニーネットワークコミュニケーションズとなっています。それに伴って利用回線もauひかりは独自回線、ソネット光プラスは光コラボなのでフレッツ光の回線を利用しています。
対応エリア
ここも大きな違いの一つです。auひかりは独自回線を利用しているため、対応エリアが限定的になってしまいます。とくにホームタイプは関西エリア、東海エリアの一部で契約することができません。一方のソネット光プラスはフレッツ光を利用しているため全国で使うことができます。
月額料金
月額料金はホームタイプで契約するかマンションタイプで契約するかで変わってきます。ホームタイプは、auひかりだと3年目まで毎年料金が安くなり、ソネット光プラスは2年目以降に料金が上がります。1年目に限ってはソネット光プラスの方が安いです。
それはマンションタイプでも同様で、auひかりは一律料金ですがソネット光プラスは1年目のみ非常に安くなっています。2年目以降はauひかりの方が安いです。
工事費用
工事費用はauひかりの方が高く、ソネット光プラスは一律で26,400円とauひかりよりも安いです。しかし、どちらの工事費用もキャンペーンで実質無料になるため結果的に違いはありません。
最高通信速度とスマホ割引
これはどちらも同じです。最大通信速度は1Gbpsで、auのスマホ割引を使うことができます。注意点としては、通信速度はあくまで理論値であり実際に1Gbpsが出るわけではありません。平均的に300Mbpsほどは出ますが、もしも速度が気になる人は5ギガや10ギガコースで契約してみましょう。
結局どっちがお得なの?
結論から言うと、auひかりの方がお得となります。その理由として以下の2点があるからです。
①長期的に利用する
ホームタイプでもマンションタイプでも、1年目に限ってはソネット光プラスの方が大幅に安いです。どちらも2,000円近く安いためソネット光プラスの方がお得に感じますが、2年目以降は逆にソネット光プラスの方が高くなります。
1ヶ月500円~800円ほどの差ですが、長く使えば使うほどトータル料金はauひかりの方が安くなり、単純計算すると契約して6年目でauひかりの方がトータル料金が安くなる計算です。
②キャンペーンが豊富
6年以上使うか分からないからソネット光プラスの方がお得と感じるかもしれませんが、auひかりには後述する豊富なキャンペーンを実施しています。月額料金割引はもちろんのこと、現金キャッシュバックキャンペーンや商品券、PlayStationなどを貰えることもあるのです。
そのため、たとえ6年使わなくてもauひかりの方がトータル料金が安くなることもあります。とくにキャッシュバックキャンペーンで50,000円などあると非常にお得です。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- auひかり(So-net)とソネット光はまったく別のサービス
- auひかり(So-net)とソネット光プラスならauひかりの方が総合的にお得
- auひかりには多くのプロバイダがあり、それぞれ異なるキャンペーンを実施している
- プロバイダの中なら「GMOとくとくBB」や「So-net」がおすすめ
- auひかり(So-net)はデメリットよりもメリットの方が多い
auひかり(So-net)は月額料金も安くキャンペーンも豊富でおすすめのプロバイダです。ソネット光と比較しても対応エリアに少し難があるくらいですので、もし対応エリア内であればauひかりと契約した方がお得に使うことができます。
実測速度も安定して速い上に5ギガ、10ギガコースにも対応しているため融通が利きます。どのプロバイダにするか迷った際には一度検討にしてみましょう。