月額がずっと安い!5年、10年単位で見ても料金がお得な光回線はこれ

月額がずっと安い!5年、10年単位で見ても料金がお得な光回線はこれ

光回線の料金を各社で比較する際、よく用いられるのは2年~3年単位で計算した場合です。それは契約期間が2年~3年の光回線が多いためなのですが、5年・10年といった長期で考えた場合、本当に安いのはどこか気になりませんか?

携帯のキャリアと一緒で、一度契約をしたらそう簡単に乗り換えたり解約はしません。このページでは、ずっと使い続けた場合に安い光回線はどこなのか?逆に長く使えば使うほど損をしてしまう光回線はどこなのかを解説しています。

5年、10年単位でみたらどこの光回線が安い?

回線名 基本料金 5年間の総額 10年間の総額 スマホ割 対応エリア
ドコモ光 5,720円 208,500円 419,700円 docomo 全国
auひかり 5,390円 129,860円 354,260円 au 全国(中部・関西・沖縄の一部を除く)
NURO光 5,200円 118,700円 331,700円 Softbank 北海道・関東・東海・関西・九州
ソフトバンク光 5,720円 214,500円 458,700円 Softbank 全国
ビッグローブ光 5,478円 188,780円 418,460円 au
BIGLOBEモバイル
全国
コミュファ光 5,170円 144,920円 356,120円 au 愛知・岐阜・三重・静岡・長野
@nifty光 5,720円 217,500円 461,700円 au 全国
eo光 5,448円 181,004円 394,724円 au 近畿2府4県・福井県
So-net光 6,138円 222,780円 492,060円 au 全国
楽天ひかり 5,280円 337,480円 654,280円 楽天モバイル 全国
フレッツ光 7,150円 449,680円 878,680円 なし 全国
※戸建てのオーソドックスなプランで、プロパイダは最安値のもので試算。
※キャンペーンは2023年7月時点のもので計算しています。
※総額料金には、2人分のスマホ割を含めています。
※スマホ割を適用させるためのオプション代を含めています。

比較表の料金は、家族2人分のスマホ割を含めて計算していますが、家族に同じキャリアのスマホを使っている人数がもっと多いと、さらに料金は安くなります。

スマホ割ってなに?
スマホ割とは、契約者・および家族が対象のキャリアを使っていると毎月最大1,100円が永年割引される特典です。最大10人まで登録できる光回線が多く、離れて暮らす家族も対象となっている注目の特典です。

2年総額での料金比較は「30社を比較したおすすめの光回線」のページでランキング付けしましたが、ランキング上位群だった【ドコモ光・auひかり・NURO光】は10年間使い続けてもやっぱり安いです。

docomoキャリアの人はドコモ光が一番お得

ドコモ光の公式サイト画像

基本料金 5,720円
対応エリア 全国
平均速度 下り:345.44Mbps
上り:301.43 Mbps
キャンペーン ・現金キャッシュバック
・WiFiルーター無料レンタル
・新規工事費が無料
※みんなのネット回線速度を参照

携帯のキャリアがドコモの方は、ドコモ光がもっとも料金が安いです。対応エリアも全国をほぼ網羅しており、ほとんどの地域で契約できます。

プロパイダは複数ある中から選ぶことができますが、GMOとくとくBBがキャッシュバック特典とWiFiルーターが無料でレンタルできるため、おすすめです。

ドコモの店頭窓口でドコモ光を契約してしまうとこれらの特典は受けられませんので、必ず以下のページから申し込みをしてください。

キャンペーン特設サイトへ

auキャリアの人はauひかりが一番お得

auひかりの公式サイト画像

基本料金 5,390円
対応エリア 全国(中部・関西・沖縄の一部を除く)
平均速度 下り:373.61Mbps
上り:293.43Mbps
キャンペーン ・最大82,000円キャッシュバック
・WiFiルーター無料レンタル
・新規工事費が実質無料
※みんなのネット回線速度を参照

携帯がauの方はauひかりがおすすめです。
2年総額で見ても一番安かった光回線ですが、10年使い続けても最安値でした。NTTの回線を使わず独自回線を使っているため、回線速度もかなり速くて評判もいいです。

契約できる地域が限られているところだけがデメリットですが、エリア検索で圏内であれば迷わず契約しても問題ないでしょう。エリア外だった場合は、ビッグローブ光が料金も安くてスマホ割が使えるため、おすすめです。

auひかり公式サイトへ

softbankキャリアの人はNURO光が一番お得

NURO光の公式サイト画像

基本料金 5,200円
対応エリア 北海道・関東・東海・関西・九州
平均速度 下り:480.38Mbps
上り:420.27 Mbps
キャンペーン ・45,000円キャッシュバック
・基本工事費が実質無料
・初期設定サポート無料
※みんなのネット回線速度を参照

携帯がソフトバンクの方は、NURO光がおすすめです。
2年、5年、10年、どの期間で見てもNURO光は全光回線の中で2位の安さです。そして実測の回線速度は全メーカー中1位となっており、本当に非の打ち所がない光回線です。

先日私が住んでいるマンションでもNURO光の導入が決定され、今一番人気がある光回線といっていいでしょう。契約できる地域が限られているのがネックですが、対応エリアに住んでいるなら迷わずに契約しても大丈夫です!

NURO光の公式サイトへ

※対応エリア外だった場合は、ソフトバンク光がおすすめ。

長く使えば使うほど損をする光回線はどこ?

光回線の中にはスマホ割が使えない業者や、3年目から料金が値上がりするような光回線もあります。長期で使えば使うほど他社よりも高くなってしまう光回線をまとめましたので、参考にしてください。

  • So-net光(とくに割引がなく基本料金が高い)
  • コミュファ光(2年目から料金が高くなる)
  • 楽天ひかり(実はスマホ割がない)
  • ぷらら光(スマホ割がない)
  • フレッツ光(スマホ割がなくて基本料金も高い)

2年総額では安さランキング上位だったSo-net光とコミュファ光ですが、なんと5年10年という長い期間でみると逆に料金は高くなってしまいます。とくにコミュファ光はWEBサイトでおすすめの光回線として挙げられることも多いので、驚きの結果です。

フレッツ光は契約者数が日本で一番多い光回線ですが、料金は他社より2倍!!
昔と違って今は光コラボレーション業者が出てきているため、性能そのままでフレッツ光よりも料金が安い光回線がたくさんあるのです。

乗り換える手続きって面倒臭くてつい放置してしまいがちですが、フレッツ光から乗り換えると10年で50万円近くお得になります。中古車1台買えてしまいますね。だから面倒臭くても今すぐ乗り換えることをおすすめします。

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安さ重視で光回線を選ぶときの注意点やポイント

当サイトでおすすめしている光回線であれば以下の注意点なども全てクリアしているので気にしなくてもいいのですが、ご自身で選ぶ際には以下のことに気を付けて選んでください。特に大手ではなく中小企業の光回線でよくみられる傾向です。

①:基本はスマホ割が使える光回線を選ぶこと

光回線の正しい選び方の基本は、自分(または家族)が使っている携帯キャリアのスマホ割が使える光回線を選ぶことです。それは絶対です。

人数が多ければ多いほど割引額も大きくなり、割引は永年続きます。逆にスマホ割が使えない光回線では、総額もかなり高くなってしまうため、注意してください。

②:キャンペーン特典は適用条件を理解しておくこと

光回線のキャンペーンは様々ですが、とくに注目したいのがキャッシュバック特典です。キャッシュバック特典は各社の目玉特典として公表していますが、特典を受けるにあたって適用条件があります。

大手だと電話回線も一緒に契約してください、といった簡単なものが条件になっているのですが、悪質な光回線業者だと総額2,000円相当の有料オプションを付けたら現金10万円キャッシュバックします…といった無茶なものもあります。

キャッシュバックのために毎月2,000円のオプション代を払い続けるのは意味がありませんので、そうならないようキャッシュバック金額の大小に惑わされないようにしてください。

③:安くても回線速度が問題ないかチェックすること

例え月額料金の安い光回線を探せても、夜になるとインターネットが重くて繋がらない…といった問題を抱えてしまう人も多いようです。

これは有名な光回線だから大丈夫といった訳でもありません。光回線が問題なくても、光回線業者と自宅のネットを繋げるために契約する“プロパイダ”が問題ありなら、速度が出ないからです。

こちらも当サイトでおすすめしている光回線&プロパイダは回線速度も問題ありませんので、ご安心ください。ご自身でチェックされる場合は「https://minsoku.net/」を参考にされるといいでしょう。

④:格安スマホは総額が安い光回線を選ぶこと

利用している携帯キャリアのスマホ割が使える光回線を選ぶといいというのはご理解いただけたかと思いますが、格安スマホ・格安SIMを利用している人はどうすればいいのか?

実は、格安スマホに関してもスマホ割は存在するのですが、その割引額が月々220円で、しかも1台限りとあまりにも少ないため、スマホ割を無視して料金が安い大手光回線を利用した方が、トータルコストはグッと安くなります。

唯一、ワイモバイルだけはソフトバンク光が1,188円割引となっていてお得です。それ以外はすべて料金重視で選んでください。格安プランの(ahamo・Linemo・povo)を利用されている方も、スマホ割は使えないので同様です。

関西に住んでいる⇒NURO光
関西以外に住んでいる⇒auひかり
上記がエリア外だった場合⇒ソフトバンク光、またはビッグローブ光

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ABOUT著者情報

小田寺 真司

2013年から6年間、通信機器(スマホやインターネット)の営業や販売業務の経験を経て、現在は大手家電量販店のスタッフ様に対してインターネット回線に関する知識研修・補助を行うお仕事をしています。