Try WiMAXは、UQ WiMAXが提供しているWiMAXを15日間無料でレンタルできるサービスです。
Try WiMAXを使うときに注意しておきたいポイントや、借りた方がいいおすすめの機種、お得にWiMAXを契約できるコツなどを分かりやすくまとめました。
この記事の目次
Try WiMAXの特徴
対応エリア | 全国(エリア確認はこちら) | 月間データ量 | 無制限 |
---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | お試し期間 | 15日間 |
速度 | 約440Mbps~約2.7Gbps | 提供機種 | Galaxy 5G/L11 |
TryWiMAXはお試しのため料金が一切かかりません。月額料金も送料も端末代もいらないため「WiMAXって使い勝手いいのかなー」と気になっている人におすすめのサービスです。
データ通信容量も3日で10GBという制限はあるものの、ここまで使うのも難しいので実質無制限となっています。尚、WiMAX+5G対応の(Galaxy 5G/L11)の2機種は、一切のデータ容量の制限がありません。
提供機種も豊富ですし、通信速度もまったく問題ありません。お試し期間は15日となっていますが、ここだけは注意してほしい点があります(※後述)。
Try WiMAXで試せる通信モード

TryWiMAXでレンタルできるWiMAXの機種の中には、5Gに対応した最新モデルもあります。5Gモデルと従来のWiMAX2+モデルでは通信モードや通信データ上限が異なるため、注意してください。
最新の5Gモデルは(Galaxy 5G)とホームルータータイプの(L11)だけです。
ハイスピードモード スタンダードモード |
ハイスピードプラスエリアモード プラスエリアモード |
|
---|---|---|
プランの特徴 | WiMAX2+通信に対応しているため高速通信が可能 | au 4G LTE通信に対応しており広いエリアで通信可能 |
制限される通信量 | 3日間で10GB以上の通信 5Gの機種は無制限 |
1ヶ月間で7GB以上の通信 5Gの機種は1ヶ月間で15GB以上の通信 |
制限後の通信速度 | 約1Mbps(翌日18時~26時まで) | 約128kbps(月末まで) |
ハイスピードモードであれば、3日間に10GB以上の通信を行わなければ常に高速通信を行うことが可能です。5Gモデルはスタンダードモードという名称となっており、基本的に制限は一切ありません。
たとえ制限がかかっても約1Mbpsという通信速度はあるため、標準画質のYouTubeなら問題なく視聴することができます。通信制限の解除も翌日には行われるため大きなストレスを感じることも少ないでしょう。
ハイスピードプラスエリアモードの場合、auの4GLTE通信が利用できるためエリアに縛られず利用することができます。しかし、1ヶ月間に7GB以上の通信を行うと速度制限がかかりますし、制限後の速度は約138kbpsと非常に遅くなってしまいます。これが月末になるまで解除されないため、WiMAXのエリア外でない限り利用しない方が良いでしょう。
Try WiMAXでお試しレンタルする際に注意しておきたいこと
ここからは、Try WiMAXを利用する際に注意すべき点についてまとめてみました。
返却期間をすぎると延滞料がかかる場合がある
お試し期間は「15日間」となっていますが、届いてから使えるのが15日間ではありません。UQWiMAXの方から発送された日から、UQWiMAXの方に返却された日を合わせて15日間なのです。
つまり、1月1日に発送されて1月3日に着いたとしたら残り12日しか期間が残っていないということです。返却期限が15日だとしたら13日には発送したいので、実際のところ10日間ほどしか試すことはできないでしょう。
それに加えて、もし返却が遅れてしまうと26,620円(税込)という高額な違約金が請求されます。1日しか使ってないのに2万円以上の違約金を払いたくありませんよね。そのため、家に届いた日を手帳やカレンダーなどで記録し、いつ発送するべきか計算しておきましょう。
一応、返却期限日の5日前くらいになると返却期限日に関するメールが送られてきます。必ず確認し、返却手続きに移るようにしましょう。
クレジットカードがないと申込みできない
TryWiMAXを利用するには「クレジットカード」が必要になります。とくに引き落とされるということはありませんが、もしも使っている最中に故障や紛失したり返却が遅れた際の違約金を請求するために必要となるのです。
そのため、一時的にですがショッピング利用枠が確保されています。つまり、ショッピング枠の上限近くまで使っていたら利用できませんし、TryWiMAXを利用したために上限ギリギリになるということもあります。とうぜん、何も問題がなければショッピング枠は元に戻るので安心してください。
同封されている広告から契約すると損をする
TryWiMAXの端末と一緒に広告が同封されていることがあります。しかし、この同封された広告から契約に進んではいけません。高確率で損することになります。
なぜなら、プロバイダ(UQ WiMAXではない他の会社)経由で契約した方が月額割引や高額キャッシュバックなどの各キャンペーンを適用できるからです。プロバイダによっては30,000円近いキャッシュバックも実施しており、同封された広告からの契約だと3年間の総額で大きな差が出ます。
借りた方がいいおすすめのルーター(機種)
では、TryWiMAXを利用するとしてどのルーターを利用すれば良いのか解説します。まずは現在提供している端末の性能を表にまとめてみました。
機種 | W06 | WX05 | HOME L02 | HOME L01S |
---|---|---|---|---|
メーカー | HUAWEI | HUAWEI | HUAWEI | HUAWEI |
下り最大速度 | 1,237Mbps | 440Mbps | 1,000Mbps | 440Mbps |
上り最大速度 | 75Mpbs | 75Mbps | 75Mbps | 30Mbps |
連続通信時間 | 約11.6時間 | 約8.1時間 | AC電源 | AC電源 |
発売開始 | 2019年1月 | 2019年3月 | 2019年1月 | 2017年12月 |
機種 | Galaxy 5G | HOME 5G L11 |
---|---|---|
メーカー | Samsung | ZTE Corporation |
下り最大速度 | 2.2Gbps | 2.7Gbps |
上り最大速度 | 183Mbps | 183Mbps |
連続通信時間 | 約1,000分 | AC電源 |
発売開始 | 2021年4月 | 2021年8月 |
WiMAX2+の機種は今後、販売されなくなっていくことが予想されますので、基本的には一番新しい5G対応モデル「Galaxy 5G」か「HOME 5G L11」で試すのが良いでしょう。通信速度も光回線並みに速いときもありますし、連続通信時間も長めになっています。
5G対応の機種は、5Gエリア内外に合わせて自動的に4Gと5Gの電波を切り替えてくれます。5Gに対応していない地域に住んでいる方も5Gモデルを使えますので、安心してください。
Try WiMAXのよくある質問Q&A
最後に、Try WiMAXの利用に関して多く質問されること、疑問に思っていることを回答と共にまとめていますので確認してみましょう。
Q.本当に無料で試せるの?
無料でWiMAXがどのようなものかを試すことができます。送料から手数料まで一切かかりません。ただし、端末を期限内に返却しなかった場合や、利用者の過失による紛失や故障があった場合に限り、該当した端末相当の金額を請求されます。
Q.無料でも速度制限ってかかるの?
利用料金は無料ですが、機種によって速度制限がかかる条件が違います。標準の通信モードだと3日間で10GB以上(5Gの機種は無制限)、ハイスピードプラスエリアモードであれば1ヶ月に7GB以上(5Gの機種は15GB)使うと速度制限がかかってしまいます。
ハイスピードモードは翌日には解除されますが、ハイスピードプラスエリアモードだと翌月まで解除されないので注意です。
Q.クレジットカード持ってないけど契約できる?
Try WiMAXに対応している支払い方法は「クレジットカード決済のみ」です。銀行口座からの引き落としや払い込み用紙による支払いなどは一切対応していません。そのため、クレジットカードを持ってない人はTry WiMAXを使うことはできません。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- TryWiMAXは、WiMAXを15日間試すことのできるサービス
- 通信速度やデータ通信容量は契約時のWiMAXと変わらない
- 15日間とは、UQWiMAXからの発送日が1日目、返却してUQWiMAXに到着した日が15日目以内であること
- クレジットカードの所持とショッピング枠の上限に気を付ける
- 5G対応の最新モデルもレンタルできる
TryWiMAXは無料でWiMAXを試せるサービスです。これまで自分の地域で使えるのか不安で契約してこなかった人や、無線でネットを試してみたいと思った人は一度利用してみてはいかがでしょうか。WiMAXを無料でお試しレンタルできるのは、このTryWiMAXだけです。