契約している回線事業者は覚えているけど、契約した「プロバイダ」になると覚えていないことが多々あります…ありますよね?
インターネットが繋がらないトラブルが起こった際や乗り換えする際、対応してくれるのがプロバイダであることも多いため、覚えておかなくてはいけません。
この記事では、現在契約中のプロバイダの確認方法やインターネット回線の乗り換えをお得に行える裏ワザを紹介しています。
契約しているプロバイダの確認方法
まずは、自分が今契約しているプロバイダの確認方法から確認していきましょう。すでにインターネットが繋がっている状態と、まだ繋がってない状態で確認方法が異なってきますので、それぞれ解説していきます。
インターネット環境が整っている場合
まずは、インターネットが繋がっている状態でも確認方法です。
- プロバイダ確認用のサイトを利用する
- メールアドレスを確認する
01プロバイダ確認用のサイトを利用する
インターネットに繋がっている場合、最も分かりやすくて確実な方法となります。インターネットに接続しているパソコンや、Wi-Fi接続しているスマホやタブレットなどからプロバイダ確認サイト「確認くん」をクリックしてみて下さい。
このサイトに繋いだ時点で、自分が接続しているIPアドレスとお使いのプロバイダー(ISP)が表示されます。
02メールアドレスを確認する
回線事業者とプロバイダと契約すると、プロバイダの方からプロバイダ独自のメールアドレスのドメインが付与されることがあります。ドメインとは、メールアドレスにある「@〇〇〇〇」の〇の部分で、このドメインはプロバイダ独自のものになります。
イメージしやすいところで言えば、auは「@ezweb.ne.jp」ですし、docomoは「@docomo.ne.jp」です。ドメインはプロバイダ名が入りやすいため、スマホの受信ボックスなどにプロバイダのメールが届いていないか確認してみましょう。
まだインターネットが繋げられない場合
では、インターネットにまだ繋がっていない状態での確認方法も見ていきましょう。
- 契約書から確認する
- 光回線事業者に確認してみる
- 大家さんや管理会社に確認してみる
- クレジットカードや通帳などの明細を確認する
- 光回線事業者から分かることもある
01契約書から確認する
光回線事業者やプロバイダと契約したあと、申し込み控えなどの契約書が交付されますがそこに、どのプロバイダと契約したかも記載されています。そのため、インターネットが繋がってない状態でプロバイダを確認する最も確実な方法です。
契約書には会員情報やインターネットへ接続するためのID、パスワードなど多くの情報が載っています。会員ページにログインするための情報なども載っていますので、申し込み控えを含む契約書類は必ず保管しておきましょう。
もし紛失してしまった場合は、再発行してもらうことをおすすめします。
02光回線事業者に確認してみる
契約した光回線事業者の方に、契約内容について電話で確認してみましょう。ただし、電話が繋がりにくいというデメリットもあります。とくにお昼などの混む時間帯になると30分以上待たされることもあるので注意です。
03大家さんや管理会社に確認してみる
もしマンション、アパートなどの集合住宅にて一括契約している場合、自分でプロバイダを確認することはできません。契約者が大家さんか管理会社になっていることが多いからです。
そのため、自分で契約していない回線のプロバイダを知りたい場合は大家さんか管理会社に聞く必要があります。ただし、先ほども書いた通り契約主は自分ではないため、プロバイダを変更する際にも許可を取る必要があるので覚えておきましょう。
04クレジットカードや通帳などの明細を確認する
インターネットが開通して利用が開始すると、当然ですが毎月利用料金の請求と引き落としなどが行われます。記帳したり、クレジットカードの明細書を調べることで、どのプロバイダに料金を支払っているのか分かる場合があるのです。
ただし、この方法は光回線事業者とプロバイダの契約がバラバラになっている時にのみ利用できる方法となっています。事業者とプロバイダの請求が一緒になっているプロバイダ一体型であれば確認することができません。
05光回線事業者から分かることもある
光回線事業者によっては、そもそもプロバイダが一つしかないサービスもありますので、光回線が分かれば自動的にプロバイダも分かります。フレッツ光とauひかり以外は、プロバイダが1つしかない事業者のことが多いです。
光回線をお得に乗り換える裏ワザ
最後に、光回線をお得に乗り換える裏ワザもいくつか紹介していきます。裏ワザといっても難しいものはありませんので、ぜひ参考にしてみてください。
①:更新月が近ければそのタイミングで解約する
今使っている光回線を解約する際に、違約金が発生する可能性があります。違約金は事業者によって金額が異なりますが、おおむね10,000円前後くらいでしょうか。この違約金が発生しない条件は、事業者が定めた更新月に解約することです。
因みに、更新月を超えてしまうと次の更新月は再び2年後、3年後になってしまう点にも注意です。このように、乗り換えしようと考えているタイミングが更新月間近であれば、更新月まで手続きを待った方が良いでしょう。
②:乗り換え時のキャンペーンが豊富なところを選ぶ
もしも次に乗り換える光回線が決まっている場合、申し込む窓口に注意してください。光回線は、申し込む窓口によってキャンペーン内容が大きく異なり、最大50,000円くらい損をしてしまうこともあります。
とくに多いのはキャッシュバックキャンペーンの開催有無です。WEBサイトから入会すれば現金50,000円が貰えるのに、キャンペーンが開催されていない家電量販店で入会したためにキャッシュバックを受けられない…といったことが起きます。
また、解約違約金を負担してくれるキャンペーンをやっている光回線も多くありますので、乗り換え先のキャンペーンは要チェックしてください。
③:乗り換え先は自分に合った光回線(プロバイダ)を選ぶ
光回線やプロバイダ選びは非常に重要です。上記のように、キャンペーン内容一つ取っても膨大な数の回線事業者やプロバイダを調べる必要があります。その他にも、以下のようなことも検討しなくてはいけません。
回線事業者・プロバイダ選びの注目ポイント
- 基本月額利用料金
- 対応エリア
- 通信速度(実測値)
- スマホとのセット割の有無
- キャンペーン内容
- Wi-Fiルーターやモデムなどの無料レンタルの有無
- 解約時の違約金
- サポート窓口や対応のクオリティ
基本月額利用料金は同じ回線事業者でもプロバイダによって異なることもありますし、auひかりやNURO光のような独立回線だと対応エリアも限られてしまいます。
通信速度も理論値はどの回線事業者・プロバイダでも変わりませんが、実測値には大きな開きがあります。回線速度に関しては、掲示板やSNSなどの口コミや実測値をまとめているサイトを参考にしてみると良いでしょう。
そして、回線選びで一番大事なのがスマホとのセット割の有無です。auのスマホを使っていればauひかり、ソフトバンクのスマホを使っていればソフトバンク光と契約すればセット割を適用させることができます。
割引額はスマホ側のプランによって異なりますが、毎月1,100円ほど割引される制度です。家族のスマホも適用できるため、セット割が適用できる事業者を選ぶのも良いでしょう。
このように、光回線を選ぶには多くの情報が必要になるのです。しかし、調べ方が分からない人もいれば調べても情報が多すぎてよく分からない人もいるでしょう。
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