最近日本では民泊施設が増えてきています、そこで需要が増えているのが民泊WiFiです。大人数での利用を想定したものであり、その中でも最安値で提供しているのが「SPACE WiFi」です。
このページでは、果たして本当にSPACE WiFiは業界最安値なのか、契約する際に気を付けるべき点はあるのかなどを解説していきます。メリット・デメリットも解説していますので、WiFiをよく知らない人でも理解しやすいと思います。
この記事の目次
SPACE WiFiの特徴
対応エリア | ソフトバンク・au・ドコモ | 契約期間 | なし |
---|---|---|---|
実質月額料金* | 4,048円 | 速度 | 最大112.5Mbps |
初期費用 | 0円 | 端末代 | レンタルのため無料 |
月間データ量 | 1日3GBまで | 支払い方法 | クレジットカード |
提供機種 | H01/U3 | キャンペーン | なし |
対応エリアは、ソフトバンク・au・ドコモの携帯電話が繋がるエリアであれば問題なく使うことができます。
データ容量は月間の制限なく、1日で3GB以上使うと制限がかかるようになっています。そのため、利用者のために「1日に3GB以上使うと速度制限がかかる」と注意書きなどを置いておくと良いでしょう。契約期間に関しても縛りはなく、解約時の違約金も一切発生しない点は嬉しいポイントですね。
月額料金は民泊WiFiの中でも最安値であり、契約事務手数料を含む初期費用はなく、端末代も発生しません(レンタルのため返却は必要)。最大速度は他の端末と比べると遅めですが、それでも十分機能するでしょう。
気になる点と言えば、2022年12月の時点で何もキャンペーンを行ってないことです。キャンペーンを行わずとも業界最安値なので問題ありませんが、今後ライバル会社などが最安値を更新した際に実施するかもしれませんね。
SPACE WiFiの料金プラン
月額料金 | 4,048円 |
---|---|
初期費用 | 0円 |
端末代 | 0円 |
データ容量 | 1日3GBまで |
速度 | 最大112.5Mbps |
SPACE WiFiの料金プランは「4,048円」のみです。非常にシンプルで、これ以外の料金は一切かかりません。初期費用として契約事務手数料や端末代なども必要ありませんし、契約期間もないためいつでも解約することができます。民泊WiFiの中でも最安値となっていますので、契約して損はないでしょう。
SPACE WiFiのメリットとデメリット
ここからは、SPACE WiFiのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
まずはメリットから確認していきましょう。
数ある民泊WiFiの中でも最安値
SPACEWiFiは、数ある民泊WiFiの中でも最安値となっています。公式ホームページでも他社との比較を出しているほどのアピールポイントです。もちろん個人1人で使うのであれば割高になってしまいますが、民泊経営者や大人数でWiFiを使う環境を想定している人にはおすすめとなっています。コールセンターも中国語に対応しているため外国人相手でも操作説明できるのは安心感が大きいです。
データ容量は月間無制限
SPACE WiFiのデータ容量に月間の通信制限はありません。しかし、1日で3GB以上使ってしまうと通信制限にかかってしまいます。そのため、月間にすると約100GBほどの通信が可能です。もし通信制限にかかってしまうと、通信速度は128Kbpsにまで下がってしまいます。
メールの送受信がギリギリできるくらいの速度になってしまいますので、1日の利用量に関しては注意しましょう。長時間の動画視聴や大容量データのダウンロードなどは控えることをおすすめします。
最低利用期間がない
SPACE WiFiはレンタルWiFiのため、最低利用期間などの設定はありません。そのため、解約時に違約金などが発生することもないのです。解約自体も非常に簡単で、「解約フォーム」に必要事項を記載して申請するだけで完了します(解約自体は翌月末)。
レンタルのため返却する必要はありますが、インターネットが繋がるまでの数ヶ月や、とにかくすぐにネットが使いたい人にとって大きなメリットになるでしょう。
サポート対応が非常に良い
口コミの評判では、サポート対応が非常に良いと称されています。サポート対応が良いというのは普通なことだと思うかもしれませんが、格安WiFiのサポートは対応が悪かったり、返信が遅かったりして悪評の方が広がりやすいです。
そんな中でここまで評価が高いのは本当にサポート対応が完璧なのでしょう。電話でもメールでも丁寧に返答があり、分からないことでも分かりやすい回答があります。こういった細かい点も重要なのです。
デメリット
メリットもありますが、気になるデメリットもいくつかあります。
端末の弁償代が高い
端末はレンタル品のため、利用者の過失による故障や紛失の場合、弁償代として44,000円が請求されます。自然故障などであれば請求されることはありませんが、端末は精密機械のためちょっとした衝撃で故障してしまう可能性があります。飲み物をこぼしただけでも壊れる可能性も考えられます。
もしものことを考えて「あんしん端末補償(月額550円)」に加入してのがおすすめです。この補償に加入しておけば、通常44,000円かかる弁償代が11,000円になります。無料になるわけではありませんが、33,000円も安くなるのは大きいです。
発送に時間がかかる
SPACE WiFiの発送には2営業日ほどかかるとされています。しかし、最近は申し込みが多くなったため3営業日以上かかることもあるらしく、即日発送が増えてきた業界と考えると遅く感じてしまいます。口コミなどでは1週間くらいかかったという人もいますし、あまりに届かないと本当に契約できているのか不安にもなりますよね。人員を増やして発送対応を早くしてほしいところです。
契約終了後に端末を返却する必要がある
SPACE WiFiの端末はレンタル品のため契約が終了したら返却する必要があります。解約方法自体は非常に簡単なのですが、端末の返却が完了しない限り解約は完了しません。返却の期限は解約月の翌月5日までです。
解約を申請した月が解約月になるのではなく、翌月の末が解約月になります。例えば、8月15日に解約申請をした場合、9月が解約月になるので9月末までは使うことができます。そして、10月5日までに端末を返却しなくてはいけません。
返却というのは発送した日ではなく、10月5日までにSPACE WiFiに届く必要があります。これに遅れてしまうと1ヶ月分の料金が請求されるので注意しましょう。
SPACE WiFiを他社と比較したら料金・速度はどう?

会社名 | 実質の月額料金 | 契約年数 | データ容量 | 通信速度 |
---|---|---|---|---|
SPACE WiFi | 4,048円 | なし | 1日3GB | 112.5Mbps |
docomo ポケットWiFi | 8,497円 | 2年 | 60GB | 988Mbps |
FUJI WiFi | 4,620円 | なし | 100GB | 150Mbps~300Mbps |
ゼウスWi-Fi | 1,884円 | 2年 | 20GB | 150Mbps |
SPACE WiFiを他社と比較してみましょう。まずはdocomoのポケットWiFiと比較します。docomoのポケットWiFiは通信品質が良くて速度は随一ですが、表にある通り月額料金が非常に高くなっています。
割引を使った上での料金ですので、割引が適用されないとさらに高くなります。容量も60GBなので単純計算だと1日2GBなのでSPACE WiFiの方がおすすめです。
通信速度は平均的なWiFIのスピードよりは少し遅くなってしまいます。このように、料金のことだけを考えると他社の方が安いこともありますが、民泊WiFiというジャンルで言えばSPACE WiFiはおすすめと言えます。
SPACE WiFiのよくある質問Q&A
最後に、SPACE WiFiに多く寄せられる質問を見ていきましょう。
Q:申し込みをしてからどのくらいで使えるようになる?
<発送から到着までの目安>
翌日…関東、東北、中部、近畿
2日…中国、四国、九州、北海道、青森
4日…沖縄
もし届かない場合や、発送状況を確認したい場合は下記サポートセンターまで連絡してみましょう。因みに、端末が届いたらその日から使うことができます。
サポートセンター
電話番号 | 0120-546-573 |
受付時間 | 13:00~17:00(平日) |
メールアドレス | info@spacewifi.info |
Q:毎月の支払日はいつですか?
初回の支払日は、初月分を日割り計算して端末の発送前に決済されます。翌月以降に関しては、当月最終営業日(月末の平日)に請求が上がります。そのため、初月は端末が届く前までに使える枠を確保しておきましょう。
Q.あんしん端末補償って何?
あんしん端末補償とは、端末に何かしらの不具合が起こった際に以下のような補償が受けれます。
・破損や故障の補償
もし利用者側の過失によって端末が故障・破損した場合、端末弁償代が11,000円(通常は44,000円)になります。破損とは液晶割れなども該当します。もし通常通りの利用方法で自然故障してしまったり、初期不良などが起こってしまった場合は無償での交換が可能です。
・紛失時の補償
端末を紛失してしまった場合も、通常44,000円する弁償代が11,000円になります。ただし、端末に搭載するSIMに関しては別途で3,300円必要な点に注意です。
・水没補償
端末に飲み物をこぼしてしまったり、水に落としてしまったりして故障した場合、通常44,000円する弁償代が11,000円になります。
・もし本サービスに未加入の場合は、どのような状況においても弁償代として44,000円が請求される
・加入できるタイミングは注文時のみとなっている
・複数台注文する場合は、その台数分加入する必要がある
・端末解約時まで本サービスを解約することはできない
加入していても一部料金は発生してしまいますが、44,000円が11,000円になるのであれば加入しておく価値はあるでしょう。ただし、加入できるのは注文時のみとなっており、解約もできないためしっかりと検討した上で加入するようにしましょう。
Q.月額料金以外で発生する費用とかある?
毎月かかる料金は月額料金だけですが、トラブル発生時などには以下のような料金が必要になってきます。
・端末の故障・水没・紛失時
あんしん端末補償に加入していない場合は44,000円(未加入時11,000円)が必要。
利用者の過失だった場合、連絡した起算にて契約を当月末で解約となり、当月末までの利用料金も請求される。
・SIMカードの再発行
もしSIMカードが紛失したり端末で使えなくなった場合、再発行料として3,300円が発生する。
・その他の料金に関して
SPACE WiFiでは、契約事務手数料や端末代金などの初期費用、解約時に発生する違約金や手数料などは一切発生しません(※利用者の過失による再発送時は必要)。
Q.利用制限はあるの?
月間の通信量に関して制限はありません。ただし、品質の維持と混雑回避のため、以下のような制限が入ることもあります。
・1日で2GBを超す通信があった場合、当日中に速度制限になる(※Pocket WiFi 801ZTの場合)
Q.解約はいつでもできるの?
端末の発想が完了したメールを受信した後であれば、いつでも解約することができます。「解約フォーム」がありますので、そちらの方から申告すれば手続きを進めることが可能です。申告した日起算での翌月末にて解約処理が完了します。
解約時に違約金や手数料などは発生しませんが、端末の返却送料に関しては利用者負担です。もし1ヶ月間だけの最低利用期間を希望する場合、申し込み前に問い合わせしておきましょう。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- SPACE WiFiは民泊WiFiの中でも料金は最安値で提供している
- 月額料金も安くて初期費用や端末代、解約時の違約金なども発生しない
- サポート体制が整っており、安心して契約することができる
- 利用者の過失による端末の弁償代が高いので「あんしん端末補償」への加入がおすすめ
- 1日に3GBという通信制限があるため使い過ぎには注意する
全体的に評判の高い民泊WiFiだということが分かりました。通信制限は少し厳しいものの、料金面に関しては民泊WiFiの中で最安値ですし、サポート体制がしっかりしているという口コミなどは今後利用を考えている人にとって安心感があるでしょう。
利用者過失の端末故障などの弁償代が高いため、できれば「あんしん端末補償」に加入することをおすすめします。