auひかりと契約する際には、必ず各プロバイダが提供しているキャッシュバックやキャンペーンを確認しなくてはいけません。なぜなら、その特典によって実質月額料金が大きく変わってくるからです。
この記事を読めば、どの窓口で契約すべきなのか、どのプロバイダがお得なキャンペーンを実施しているのか、そして受け取りやすさや条件の設定はどうなっているかが分かります。auひかりをお得に利用するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
auひかりの申込窓口は大きく分けて3つある
現在、auひかりの申し込み窓口は以下の3つがあります。
- KDDI公式
- プロバイダ(代理店含む)
- 家電量販店など
auひかりということで、「KDDI公式が一番良いのでは?」と思うかもしれませんが、KDDI公式サイトからの申込が一番損をします。まずは3つの申込窓口の特徴を解説していきます。
KDDI公式
auひかりを提供している親会社KDDIに直接申し込む方法です。KDDI公式の中でも申し込み窓口は「電話」「ホームページ」「auショップ」に分けることができます。そんなKDDI公式のメリットは以下のようなものがあります。
- KDDI公式という安心感
- スマホでauを使っているならauスマートバリューなどの申し込みも簡単
- 直接スタッフと話せるため不安な点なども解消しやすい
- 資料などを見せながらの接客で料金体制などが理解しやすい
KDDI公式最大のメリットは、やはり公式から申し込むという高い安心感でしょう。とくにインターネット関連の知識に疎い人にとってプロバイダや代理店というのはよく分かりません。しかし、auひかりの提供元が案内しているのであれば何かあってもすぐに対応してくれる強みがあります。
また、電話やauショップでの申し込みであればスタッフから直接話を聞けるため理解しやすく、不安な点もその場で解消することが可能です。安心感を重視したいならKDDI公式で申し込むのも良いでしょう。
- キャンペーンが少なく、月額料金が高くなってしまう
KDDI公式の大きなデメリットは、ずばりお得なキャンペーンが少ないという点です。むしろデメリットはこれくらいしかないと言えるくらい大きなものとなっています。
現金でのキャッシュバックはなく、auPAYで10,000円のキャッシュバックがあるのみ。他の申し込み方法だと最大10万円のキャッシュバックもあるのです。これらのことから、KDDI公式で申し込みをするのはおすすめできません。
プロバイダ(代理店含む)
この3つの中で最もおすすめできるのがプロバイダか代理店サイトによる申し込みです。プロバイダで申し込むと以下のようなメリットがあります。
- キャンペーンが豊富で実質月額料金が大幅に安くなる
- スマホ代が割引されるauスマートバリューにも対応している
プロバイダや代理店サイトから申し込むメリットはキャンペーン関連にすべて集約されています。現金キャッシュバック、無料WiFiルータープレゼント、乗り換えキャンペーン、工事費含む初期費用相当割引など、種類も豊富に用意されているのが特徴です。
キャッシュバック額もKDDI公式よりも5倍以上高く、50,000円以上のキャッシュバックを行っているプロバイダもあります。申請する手間はありますが、振込先などを登録するだけなので簡単です。
受け取れるキャンペーンは一つのみ…というわけではなく、他にもたくさんの特典をつけているプロバイダがあります。そのため、実質月額料金はKDDI公式と比較するとかなりの差が出てくるのです。また、プロバイダから申し込みをしたとしてもauスマートバリューの申請は可能です。auひかりの利用料金を抑えながら、auスマホの利用料金も安くしていきましょう。
- 適用条件をクリアする必要がある
- 申請のし忘れに注意しなければいけない
上記のように非常に魅力的なキャンペーンが多いプロバイダ契約ですが、キャンペーンの特典を受け取るためには、条件が設けられている場合があります。とくに条件なく貰えるキャンペーンもありますが。
「auひかり電話に加入すること」、「指定のオプションに加入すること」、「〇ヶ月以上継続して利用すること」など、プロバイダやキャンペーンによって条件は変わります。
キャッシュバックキャンペーンの注意点として、申請期間を過ぎてしまうと受け取れなくなってしまう可能性もあるので、締切日には注意してください。
家電量販店など
大手家電量販店などに行くと、auひかりを含む多くの回線業者の窓口があります。そんな代理店経由での契約には以下のようなメリット・デメリットがあります。
- スタッフに契約や料金のことなどを直接聞ける
家電量販店で契約する際には、必ずスタッフや店員と対面で行います。つまり、自分の住んでいる地域のプランは何なのか、料金はいくらになるのか、auスマートバリューはどうなるのか、など直接質問することが可能です。資料を見ながらスタッフに直接質疑応答ができるため、このようなインターネット関連に疎い人には安心な契約方法と言えるでしょう。
- 直接店舗まで行く必要がある
- キャンペーンの特典内容が余り良くない
近くに対応している店舗があれば問題ありませんが、少し遠い距離にあるとそこまで行く労力が必要になります。営業時間内に行く必要もありますし、場合によっては窓口が空くまで待たなくてはいけません。
そして、店舗でも契約は特典内容が薄いというデメリットもあります。月額割引や乗り換えキャンペーンなどは受け取れますが、高額キャッシュバックはほとんど行っていません。仮にキャッシュバックがあったとしても現金ではなく、その店舗のポイントとして受け取るパターンがほとんどです。これらのことから、家電量販店などの店舗で契約するのはおすすめしません。
auひかりを申し込める窓口12社を徹底比較
実質月額料金 (戸建て) |
実質月額料金 (マンション) |
キャッシュバック | 受け取りやすさ | オプション加入 | |
---|---|---|---|---|---|
GMOとくとくBB おすすめ |
2,248円 | 901円 | 最大94,000円 | 普通 | auひかり電話 |
NEXT | 3,539円 | 2,109円 | ホーム:最大58,000円 マンション:最大53,000円 |
普通 | auひかり電話 |
フルコミット | 3,664円 | 2,234円 | 最大63,000円 | 受け取りやすい | auひかり電話 |
SONET公式 | 4,516円 | 3,658円 | なし | – | とくになし |
NNコミュニケーションズ | 3,831円 | 2,401円 | 最大72,000円 | 受け取りやすい | auひかり電話 |
株式会社25 | 3,851円 | 2,060円 | 最大61,000円 | 普通 | auひかり電話 |
アシタエクリエイト | 4,342円 | 2,443円 | 45,000円 | 受け取りやすい | とくになし |
DTI | 3,875円 | 2,560円 | 38,000円 | 普通 | auひかり電話 |
@TCOM | 3,792円 | 2,610円 | 最大40,000円 | 普通 | なし |
@nifty | 3,991円 | 2,563円 | 30,000円 | 受け取りにくい | auひかり電話 その他有料5つ |
au one net | 4,309円 | 3,081円 | 10,000円 | 普通 | auひかり電話 |
ASAHIネット | 6,451円 | 4,868円 | なし | – | – |
※1.実質月額料金(戸建て)は、ずっとギガ得プラン3年+auひかり電話加入でキャンペーンを利用した場合の料金を記載
※2.実質月額料金(マンション)は、2年お得プランA+auひかり電話加入でキャンペーンを利用した場合の最安値を記載(2年契約)
どのプロバイダもお得なキャンペーンを提供していますが、主に「キャッシュバックキャンペーン」か「月額割引」に分けることができます。
基本的にはキャッシュバックキャンペーンの方がお得ですが、申請忘れによる受け取り不可があるので注意しなくてはいけません。一方の月額割引は契約した時点で適用されることが多く、So-netは割引額も多いため長い目で見るとお得になっています。
キャンペーンは併用できるものとできないものがあります。キャッシュバックを受け取ると月額割引は受けられませんが、トータルで考えるとキャッシュバック特典の方がお得です。
料金もお得でおすすめの申込窓口はGMOとくとくBB
実質月額料金 | 【戸建て】2,248円 【マンション】901円 |
---|---|
工事費 | 実質無料 |
平均速度 | 平均ダウンロード速度: 735.83Mbps 平均アップロード速度: 623.99Mbps |
キャンペーン | ・最大94,000円キャッシュバック ・最大30,000円キャッシュバック (乗り換え) ・工事費相当分を割引 ・高性能Wi-Fiルータープレゼント |
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード決済 請求書払い KDDIまとめて請求 |
- 大手プロバイダという高い安心感がある
- キャッシュバックキャンペーンで実質月額料金が安い
- auひかりで実施されているキャンペーンも適用される
- auユーザーはauスマートバリューでスマホ料金も毎月割引
- 通信環境も高品質で、平均速度は735Mbpsと非常に速い
- 口コミなどの評判も良く幅広い人におすすめできる
auひかりのプロバイダの中でもおすすめなのが「GMOとくとくBB」です。
キャッシュバックキャンペーンなどキャンペーン関連を受け取りにくいというデメリットはありますが、それを差し引いてもメリットが多いプロバイダと言えます。とくに実質月額料金に関しては業界最安値という強みがあります。
auユーザーであれば、auスマートバリューなどでスマホの月額料金も毎月1,100円割引されるので、さらにお得と言えるでしょう。
平均速度は735.83Mbpsと、auひかり回線の中でも上位のスピードを実現しています。ストレスなくサクサクとしたネット通信を行いたい人、動画視聴やオンラインゲームをメインにしている人にも最適。
サービス内容やサポート体制の充実度から口コミなどの評価も高く、もしどのプロバイダにしようか迷ったら、GMOとくとくBBがおすすめです!
キャッシュバックキャンペーンを見る上で注意したいポイント
キャッシュバックキャンペーンを適用したい場合、どのような点に注意すべきなのかまとめてみました。しっかりと受け取るために、ぜひ参考にしてみてください。
余計な有料オプションを付けられる可能性がある
各プロバイダには非常にお得なキャンペーンがありますが、受け取るにはいくつかの適用条件をクリアする必要があります。
基本的には「〇〇ヶ月以上使うこと」などの契約期間に関する条件が多いのですが、中には有料オプションに複数加入しなくては適用されないキャンペーンもあります。そのため、キャンペーン規約から以下のようなことはしっかりと確認しておきましょう。
加入するオプションについて
まずは、そのキャンペーンで加入しなくてはいけないオプション自体どんなものなのか確認します。これを知らないと、まったく関係のないオプションに加入してしまう危険性があるからです。電話や窓口などで契約する際には、悪い店員さんがオプションをいっぱい提案してくることもあるので注意しましょう。
オプション料金
加入するオプションの月額料金も確認しましょう。自分の環境でまったく使わないであろうオプションにお金を払う場合、他のプロバイダのキャンペーンを利用した方が安くなることがあります。
契約期間
キャンペーンが適用される条件として「〇〇というオプションに〇ヶ月加入しておくこと」と定められていることもあります。注意事項の欄に「〇ヶ月以内での解約は適用外になる」と記載がある場合、しっかりと確認した上で解約しましょう。もしこれらの記載などがなく、すぐに解約できる場合は解約した方が月額料金も安くなるのでおすすめです。
キャッシュバックの申請時期が1年先のものもある
月額料金割引であれば初月から適用されることがほとんどなのですが、現金キャッシュバックキャンペーンは申請できるまでに時間がかかることもあります。これはプロバイダによっても違うのですが、場合によっては1年近く待ってから申請しなくてはいけません。適用条件に記載があるので、確認してみましょう。
キャッシュバックの申請を忘れずに!
上記でも書いたように、キャッシュバックキャンペーンの申請時期はプロバイダによってバラバラで、1年間待たなくてはいけないこともあります。そのため、キャッシュバックを受け取れること自体忘れてしまう人も一定数いるのです。
せっかく高額キャッシュバックの権利を持っていても申請しなければ受け取ることはできません。申請期間もプロバイダによって違いますが、概ね1ヶ月~1ヶ月半ほどで申請しないと権利は失われてしまいます。そうならないためにも、以下のような対策をしておきましょう。
- 登録したメールアドレスの受信ボックスを定期的に確認する
- 確認したらすぐに申請手続きに進むようにする
- すぐにできない場合はメールを保存したりメモに残して申請忘れをしないようにする
キャッシュバックを受け取らないと実質月額料金がグッと上がるプロバイダもありますので、申請時期と申請期間をしっかりと確認するようにしましょう。
キャンペーンの適用条件が難しいものがある
「キャッシュバック額が業界最高〇〇円!」などと謳っているプロバイダなどもありますが、それに比例するかのように適用条件が厳しく定められていることもあります。
当サイトにおすすめとして紹介するプロバイダにはそのようなことはありませんが、中にはオプションを大量に付けることが条件であったり、途中解約で違約金がものすごく高くなるなどの縛りもあったりします。そのため、キャッシュバック額の高さに騙される前にしっかりと適用条件を確認しましょう。
トータル的に考えてお得ではないと感じたプロバイダとは契約しないことが重要です。目安として、還元額が10万円を超えると、怪しいと思っていいです。
キャンペーンに関してよくある質問
最後に、キャンペーンに関してよく寄せられる質問をQ&Aという形で解説していきます。
Q.引っ越しキャンペーンはある?
引っ越しキャンペーンを実施しているプロバイダは少ないですが、あります。例を挙げるならSo-netや@niftyでしょうか。
特典内容は、現金キャッシュバックといったものではなく、月額料金が割引されたり、引越し元の回線工事費残債相当額分をキャッシュバックされたりといった内容です。
引っ越しになると解約や撤去費がかかってくるため、このような引っ越しキャンペーンがあるプロバイダを選ぶのも良いでしょう。
Q.乗り換えキャンペーンはある?
最大30,000円が還元されるキャンペーンを、KDDI公式が行っています。KDDI公式が行っている特典のため、どこから申し込みをしても乗り換えキャンペーンは適用されますので、ご安心ください。
Q.auひかりで違うプロバイダに乗り換えることはできる?
auひかり回線のプロバイダ間を乗り換えることは基本的に不可能です。
どうしてもプロバイダを変更したい場合は、一度auひかりを解約しなくてはいけないため違約金のことも考えて検討してみましょう。違約金がかからないタイミングであれば、一旦解約をして再度違うプロバイダでauひかりを契約するのはアリです。
ただし、auひかりを解約⇒再度契約しても、新規キャンペーン特典は受けられない事の方が多いので、新規キャンペーンはあまり期待しない方がいいでしょう。
Q.キャッシュバックの申請はどうやってするの?
申請方法はプロバイダによって違いますので、GMOとくとくBBのキャッシュバックの申請方法を例にして解説していきます。
- 回線開通月を含む11ヶ月目・23ヶ月目に案内メールが届く
- キャッシュバックを受け取るための指定口座を返信する
- 翌月末日(営業日)に指定された口座にキャッシュバック分が振り込まれる
基本的な流れとしてはこのようになります。メールは契約時に作成したメールアドレス宛に送られますので、定期的に確認して申請漏れにならないように気を付けましょう。受け取りは2回あるという点にも注意です。その他の注意点としては以下のようなものがあります。
・過去にキャンペーンを受け取ったことがある人は対象外
・キャッシュバックの付与時期に解約した場合は適用外
・申し込みから6ヶ月以内にauひかりを開通させないと対象外
・接続サービスを特典対象外にした場合は適用外
・未納によるサービス停止や強制解約は適用外
・口座に関するメールが期限内に送信できなかった場合、不備があった場合は適用外