ホームルーターは、工事不要でコンセントに差すだけでインターネットが使える便利なデバイスです。自宅でのWiFi環境を簡単に整えたい方や、引っ越しが多い方、工事ができない環境に住んでいる方に特におすすめです。
この記事では、ホームルーターの中から特に人気の高い3つを厳選し、それぞれの特徴やメリット、そしてホームルーターの選び方について詳しく解説します。
無制限で使えるホームルーター5社の比較表
置くだけで使えるWiFiは限られたメーカーからしか発売されておらず、主要メーカーは5社となっています。5社について分かりやすく比較表にまとめました。
月額料金 | スマホセット割 | 最大通信速度 | 契約期間 | 特典 | |
---|---|---|---|---|---|
とくとくBBホームWiFi | 4,928円 | au UQ mobile |
下り最大4.2Gbps | なし | ・32,000円キャッシュバック ・他社違約金最大70,000円還元 ・事務手数料無料 ・端末代が実質無料 |
ドコモHOME 5G | 4,950円 | docomo | 下り最大4.2Gbps | なし | ・20,000円分のギフトカード ・端末代が実質無料 ・他社違約金最大22,000pt還元 |
ソフトバンクAir | 5,368円 | Softbank Y!mobile |
下り最大2.1Gbps | なし | ・25,000円キャッシュバック ・2年間月額割引 ・他社違約金を満額還元 |
WiMAX HOME5G | 4,950円 | au UQ mobile |
下り最大4.2Gbps | 2年または3年 | ・端末代割引 ・13ヶ月間割引 |
Rakuten Turbo | 4,840円 | なし | 下り最大2.1Gbps | なし | ・6ヶ月間月額0円 ・楽天市場のポイント2倍 |
スマホのセット割とは、携帯料金が割引される付随特典
セット割とは、ホームルーターとスマートフォンを同時に契約することで適用される割引のことです。このセット割を利用することで、費用を抑えることができるため、多くの家庭にとって非常に魅力的なオプションとなっています。
大手通信キャリアが提供するホームルーターとスマートフォンのセット割では、スマートフォンの月額料金が最大1,100円割引されることが一般的。しかも、ファミリー割引に入っている家族がいるなら、その分だけ倍増します。
ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめ3選
どのような人にどのホームルーターがおすすめなのか、簡単にまとめつつ3つご紹介いたします。ホームルーターが一番お得に利用できるようピックアップしていますので、参考にしてください。
auユーザーは、とくとくBBホームWiFiがおすすめ
基本料金 | 4,928円 |
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3年間の実質料金 | 月々4,039円(計145,408円) |
スマホセット割 | au/UQ mobile |
事務手数料 | 0円 |
端末代 | 実質無料 |
- 登録先の住所以外でもルーターが使える
- 最短1日で利用開始、送料も無料
- 5G/4Gエリアで超高速通信対応
- 32,000円のキャッシュバック特典がある
- 事務手数料0円、端末代も実質無料
- とくとくBB光へ違約金無料で乗り換え可能
とくとくBBホームWiFiは、実質月額料金が4,039円とコストパフォーマンスが良いホームルーターを提供しています。工事不要でコンセントに挿すだけで簡単に利用を開始でき、最短1日で利用開始可能で送料も無料です。
当サイト限定で32,000円キャッシュバック特典があるため、他のホームルーターよりも経済的にお得です。さらに、登録住所以外でも利用できるので、引っ越しや出張が多い方にも便利なのがメリット。
とくとくBB光への乗り換え時には違約金が発生しないため、より高速で安定したインターネット環境への移行もスムーズに行えます。また、auのセット割が利用できるため、さらに通信費を節約することが可能です。
これらの特徴から、とくとくBBホームWiFiは使いやすさと経済性を兼ね備えたおすすめのホームルーターです。auユーザーの方には間違いなく、とくとくBBホームWiFiしか選択肢がないくらいバランスの良いルーターです。
ソフトバンクユーザーならソフトバンクエアーがおすすめ
基本料金 | 5,368円 |
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3年間の実質料金 | 月々3,167円(計113,996円) |
スマホセット割 | Softbank |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代 | 実質無料 |
- 実質料金は他社よりもコスパに優れる
- 25,000円のキャッシュバック特典がある
- 他社回線からの乗り換えで違約金を全額還元
- スタイリッシュなデザインでインテリアにマッチ
ソフトバンクエアーの最大のポイントは、他社よりも実質料金が安くコスパに優れる点です。3年間の料金を月割りすると、月々3,167円と相場よりも1000円以上安くホームルーターが利用できます。
さらにソフトバンクユーザーならセット割も使えるため、もっとお得になるでしょう。キャンペーンでは25,000円のキャッシュバック特典があるため、こちらも忘れずに受け取りたいところですね。
デメリットとしては、契約3年目に突入すると割引がなくなり、基本料金が高い分、他社よりコスパが悪くなります。なので、2~3年が経過したら他のホームルーターに乗り換えるか光回線にするか、検討する方が費用対効果は高いかと思います。
ドコモユーザーならドコモHOME 5Gがおすすめ
基本料金 | 4,950円 |
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3年間の実質料金 | 月々4,501円(計162,050円) |
スマホセット割 | docomo |
事務手数料 | 3,850円 |
端末代 | 実質無料 |
- 端末のスペックが高く、通信速度も速い
- 他社よりも回線の安定度が高いと人気がある
- 新規契約で20,000円分のギフト券プレゼント
- ドコモのスマホとセットで永年最大1,100円割引
- 5Gで繋がりやすいが4Gでも速度が速い
ドコモユーザーならドコモHOME 5Gはセット割が利き、コスパも優秀でおすすめです。また、大きな特徴としてドコモHOME 5Gは回線が比較的安定していて、速度も十分満足いくスピードだという口コミが多いです。
通信回線がdocomoなので、WiMAX回線を利用するホームルーターより安定しやすいというのは、納得でしょう。docomoの電波が何不自由なく届くのであれば、ドコモHOME 5Gも不自由なく利用できる可能性が高いです。
携帯がドコモの方にももちろんおすすめですが、速度重視の方にもおすすめしたいホームルーターとなっています。端末代は71,280円ですが、以下から申し込むと、実質無料になりますので、是非活用してください。
後で後悔しないための正しいホームルーターの選び方
ホームルーターはいくつかのメーカーがありますが、どのようにして選べばいいのか、大切なポイントを3つ挙げました。
①:セット割を活かした方がお得か判断する
ホームルーターにはセット割という、決められたスマホキャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)の料金が最大1,100円割引されるサービスがあります。しかも、割引は契約している限り永年続きます。
例えば、ドコモのスマホを利用されている方が、ドコモHOME 5Gを契約すれば毎月スマホ代が最大1,100円割引されます。ファミリー割引を適用している家族が3人いれば、毎月3,300円の割引。5人いれば、もっとお得です。
以下の比較表にまとめましたが、ドコモの方だけセット割を無視した方がコストは安くなるパターンがあります。
セット割を活かした方がいいのか比較表
メーカー | セット割1人の月額料金 | セット割2人の月額料金 | セット割3人の月額料金 |
---|---|---|---|
とくとくBBホームWiFi | 4,039円 | 4,039円 | 4,039円 |
ドコモHOME 5G | 3,401円 | 2,301円 | 1,201円 |
ソフトバンクAir | 3,167円 | 3,167円 | 3,167円 |
WiMAX HOME5G | 4,465円 | 4,465円 | 4,465円 |
Rakuten Turbo | 5,280円 | 5,280円 | 5,280円 |
メーカー | セット割1人の月額料金 | セット割2人の月額料金 | セット割3人の月額料金 |
---|---|---|---|
とくとくBBホームWiFi | 2,939円 | 1,839円 | 739円 |
ドコモHOME 5G | 4,501円 | 4,501円 | 4,501円 |
ソフトバンクAir | 3,167円 | 3,167円 | 3,167円 |
WiMAX HOME5G | 3,365円 | 2,265円 | 1,165円 |
Rakuten Turbo | 5,280円 | 5,280円 | 5,280円 |
メーカー | セット割1人の月額料金 | セット割2人の月額料金 | セット割3人の月額料金 |
---|---|---|---|
とくとくBBホームWiFi | 4,039円 | 4,039円 | 4,039円 |
ドコモHOME 5G | 4,501円 | 4,501円 | 4,501円 |
ソフトバンクAir | 2,067円 | 967円 | -133円 |
WiMAX HOME5G | 4,465円 | 4,465円 | 4,465円 |
Rakuten Turbo | 5,280円 | 5,280円 | 5,280円 |
上記の表は分かりやすくするためにホームルーター代を割り引いていますが、割引されるのはスマホ代金で、ホームルーターの料金が安くなる訳ではありません。ご留意ください。
②:光回線に切り替える可能性があるか考える
ホームルーターは持ち運びができて、コンセントに差すだけでWi-Fiが使えるのでとても便利ですが、通信状況が悪くて満足できないケースもあるかと思います。
満足に利用できなければ、ホームルーターを解約して光回線を契約することも考えなければいけないのですが、その可能性がどれくらいあるのかを考えてみてください。建物や物件の影響で光回線が契約できない状況下であれば、乗り換えの可能性は低いので問題ありません。
しかし、乗り換える場合はホームルーターの機種代金(約3万円~7万円)の残債を一括で支払う必要性が生まれてきます。そのため、光回線に乗り換える可能性があるのであれば、端末代金が高い「Rakuten Turbo」「ドコモHOME 5G」「ソフトバンクAir」は避けた方が無難です。
③:端末の性能はどこまで求めるか考える
ホームルーターの性能に関しては、通信速度が主に異なってきます。
メーカー | 下り最大速度 | 平均下り速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
とくとくBBホームWiFi L13 | 下り最大4.2Gbps | 177.28Mbps | 45.85ms |
ドコモHOME 5G | 下り最大4.2Gbps | 169.21Mbps | 47.14ms |
ソフトバンクAir | 下り最大2.1Gbps | 110.26Mbps | 43.96ms |
WiMAX HOME L13 | 下り最大4.2Gbps | 177.28Mbps | 45.85ms |
Rakuten Turbo | 下り最大2.1Gbps | 97.01Mbps | 52.49ms |
どのホームルーターも平均下り速度は満足いくレベルかなという印象ですが、とくとくBBホームとWiMAXは、とくに170Mbpsを超えておりスピードが速いです。
とくとくBBホームWiFiは、他社と比較しても実質月額料金がとても安いので、回線速度も重視してホームルーターを選びたい人にもおすすめのメーカーです。
ホームルーターのデメリット・メリットは?
ホームルーターにはメリットとデメリットがあります。
光回線にする方が良いのか、ホームルーターの方がいいのか悩まれる方も多いと思いますが、それぞれを理解した上で、自分のニーズに合ったものを選びましょう。
デメリット
ホームルーターのデメリットは上記の4つが挙げられますが、とくに電波の弱さと長期的にみると光回線よりもコストが高くなることがあるという点に注目してください。
ホームルーターは建物や家具などの障害物により電波が干渉しやすく、通信が不安定になることがあります。特に、鉄筋コンクリートの建物や大型の家電製品の近くでは、電波が弱くなることがあるため、マンションでは注意しておきたいポイント。
また、長期間利用する場合、コストが高くなることがあります。ホームルーターの月々の基本料金は5,000円が相場となっていますが、それだけの費用を支払うのであれば光回線も十分に契約できるコストです。
メリット
ホームルーターのメリットを5つ挙げましたが、特に注目して頂きたいのは、工事が不要でインターネットが利用できることと、引っ越し先でもコンセントを差すだけですぐに利用できる点です。
ホームルーターはコンセントに差すだけでWi-Fiが利用できるため、工事をする必要がありません。工事日程を決めたり、業者の方に配線をしてもらったりという作業がないことはもっとも大きなメリットではないでしょうか。
特に賃貸物件にお住いの方は、ホームルーターを重宝するかと思います。
基本的には、登録住所でしか利用してはいけないルールがあるのですが、登録住所を変更すればどこでもホームルーターを使えますので、引っ越しの機会が多い方には便利なアイテムです。
ホームルーターに関するよくある質問
ホームルーターを検討されている方からよく挙げられる質問を以下にまとめました。
Q.オンラインゲームでも速度は支障なく繋がる?
多くのホームルーターは5Gにも対応した高速通信が可能なため、オンラインゲームでも快適にプレイできます。
ただし、回線の安定性や通信速度は場所や環境によって異なるため、端末が届いたらしっかりと確認するようにしてください。端末が届いてから8日以内であれば初期契約解除ができますが、それを8日以上経つと無料で解約ができなくなります。
Q.1ヵ月~3ヵ月程度の短期ならどこがおすすめ?
短期利用であれば、とくとくBBホームWiFiがおすすめ。
契約期間の縛りがないホームルーターはいくつかありますが、その中でも機種代が安いのがとくとくBBホームWiFiだからです。
基本的に機種代は、解約時に残債があれば一括請求されるのですが、ドコモHOME5Gだと端末代が71,280円です。その反面、とくとくBBホームWiFiは27,720円なので、半額以下で済みます。
Q.ホームルーターのWiFiは住居の2階まで届く?
ホームルーターのWiFiは、一般的に住居の2階まで届くことが多いですが、建物の構造や障害物の影響を受けることがあります。必要に応じて、中継器を利用することで電波を広げることができます。
特に、大きな戸建ての場合や鉄筋コンクリートの建物では、中継器を併用することでより安定した接続が可能です。
Q.ホームルーターと中継器を繋ぐことはできる?
ホームルーターと中継器を繋ぐことで、電波の届く範囲を広げることができます。
これにより、大きな家や障害物が多い環境でも安定したWiFi接続が可能になります。中継器を利用することで、電波の弱い場所でも強力なWiFi接続を実現できるため、快適なインターネット環境を確保できます。