NURO光の解約時にかかる費用や原状回復の工事について解説

NURO光の解約時にかかる費用や原状回復の工事について解説

「光回線の解約には違約金がかかってしまう」というイメージをもたれる方も多いでしょう。実際、違約金の金額自体は減少傾向にあるものの、指定の期間内に解約しないと違約金は発生してしまいます。それはNURO光も例外ではありません。

この記事では、そんなNURO光の解約時に発生する費用とそれを回避する方法、引っ越し時の撤去工事の有無などを分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

NURO光には解約と退会がある

NURO光の契約は、NURO光という光回線事業者と「So-net」と呼ばれるプロバイダの両方と契約している形になっています。それを踏まえた上で、NURO光には解約と退会の2パターンが用意されており、どちらを選ぶかによってその後の環境が変わります。

【解約】
解約とは、NURO光の回線事業者との契約は解除しますが、プロバイダであるSo-netとの契約はそのまま続ける状態のことを指します。
【退会】
退会とは、NURO光の回線事業者とプロバイダであるSo-netのどちらとも契約を解除することを指します。

どちらにしてもNURO光の回線事業者との契約を解除することに変わりありません。違うのは、プロバイダをそのままにしておくか解約するかの違いです。では、どちらを選んだら良いのかですが、基本的には「退会」の方を選んでも問題ありません。

NURO光とプロバイダを同時に解約した方が管理もしやすいですし、他の回線事業者に乗り換える際にプロバイダを自由に選ぶことができます。解約時の負担もとくに変わることはありません。

ただし、乗り換え先でも「So-net」をプロバイダとして利用するのであれば(※1)解約を選ぶのがおすすめです。そうすれば、So-netの方で登録しておいた会員情報はそのまま引き継ぐことができます。これまでに利用してきたプロバイダメールも、登録しておいた各種オプションもそのまま利用することが可能です。

※1.新しく乗り換える光回線事業者の中にはSo-netに対応していないこともあります。

NURO光の解約にかかる費用

では、NURO光を解約する際にはどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。現状、解約をする際に発生する可能性がある費用は以下の3つになります。

①:解約違約金

更新月以外でNURO光を解約すると「解約違約金」が発生します。

契約プラン 契約期間 解約違約金
NURO 光 G2Dプラン 2年契約の自動更新 10,450円
NURO 光 G2Tプラン 3年契約の自動更新 10,450円
NURO 光 G2Nプラン 契約期間なし なし

「G2Dプラン」も「G2Tプラン」も解約違約金に違いはありませんが、契約期間が異なります。どちらも自動更新となるため、更新月を越えてしまうと再び2年後もしくは3年後の更新月を待たなくてはいけません。「G2Dプラン」でたとえ3年間利用したとしても、更新月でない限り解約違約金は発生してしまいます。

一方の「G2Nプラン」であれば契約期間の縛りもありませんし、解約時に違約金が発生することもありません。「どのタイミングで解約しても負担がないため良いのでは?」と思うかもしれませんが、月額料金が高く設定されているデメリットがあります。

今からNURO光を契約をされる方は、長期的に使うのであれば契約期間の縛りがあるプラン、短期的に使うのであれば縛りのないプランがおすすめです。

②:工事費の残債

NURO光を始める場合、基本的に開通工事が行われます。開通工事費用は44,000円(税込み)となっており、この工事費は分割で請求されているのです。しかし、NURO光を解約した際にまだ工事費の残債が残っている場合、一括で清算する必要があります。

NURO光は工事費が実質無料になるキャンペーンを長年行っていますが、あくまで「実質無料」になるキャンペーンです。工事費が丸々無くなるわけではありません。毎月の利用料金から工事費の分を割引という形で補填されているだけですので、工事費自体は毎月のように請求されているのです。

契約期間の縛りがないG2Tプランでも同様に工事費の残債があった場合は一括請求となりますので、把握した上で解約を進めるようにしてください。

③:原状回復の撤去工事(賃貸の場合)

引っ越しなどで部屋を退去する際に、NURO光の設備を撤去する際にかかる必要です。撤去工事費用は、戸建てタイプ・マンションタイプ問わず一律11,000円となっています。ただし、NURO光の撤去自体は義務ではありません。

賃貸に導入している場合、大家さんや管理会社によって「原状回復して欲しい」と依頼があった時のみ手続きを行いましょう。撤去手続きは、NURO光の解約手続きと同じでサポートデスクから行うことができます。

NURO光サポートデスク
    電話番号:0120-65-3810
    チャット・LINEサポートにも対応
    受付時間:9:00~18:00(1月1日・2日・メンテナンス日のみ休み)

解約窓口と同じため、同時に申し込んだ方が手間がなくおすすめです。そのため、引っ越しなどが決まったら大家さんや管理会社に「インターネットの設備はどのような処理したら良いでしょうか?」と聞いておくとスムーズです。

撤去申し込みから実際の工事まで10日前後、繁忙期にはそれ以上かかることもあるため早めの手続きを推奨します。因みに、引っ越しの際に利用できる「お引越しサポート特典」は撤去工事費用に適用できないため無料になることはありません。

引っ越し後もNURO光を継続利用するなら違約金は無料


基本的に、NURO光は引っ越し先での継続利用はできない仕組みになっています。つまり、一度NURO光を解約して新しく契約を組む必要があります。

通常であれば、更新月以外の解約であれば違約金が発生しますし、工事費の残債、新しい開通工事費、各種手数料が発生してしまいます。とくに違約金と残債の一括が重なってっしまうと、引っ越しの際の大きな負担になってしまうこともあるでしょう。

しかし、引っ越し先でもNURO光を利用する場合は、NURO光の「お引越しサポート特典」を利用することができます。この特典を利用することで、以下の費用を免除することが可能です。

お引越しサポート特典で免除される費用

各種手数料 通常料金 免除される金額
解約時の違約金 10,450円 現金補填
工事費の残債 最大44,000円 現金補填
開通工事費 44,000円 実質無料
移転事務手数料 3,300円 無料
開通初月の月額利用料金 5,200円~5,700円 無料

このように、お引越しサポート特典を使えば実質負担なしで継続利用することができるのです。もし、引っ越し先でもNURO光を使いたいと考えている人は、忘れずにお引越しサポートを利用しましょう。

お引越しサポート特典利用時の注意点

上記のように、引っ越し先でもNURO光を使いたい場合は利用すべきサポートですが、いくつか利用に際して注意点があります。

対象になるプランが限られている

サポート特典を受けれるのは、NURO光の通常プラン「G2T/G2D」のみとなります。つまり、NURO光 for マンションや10ギガプランなどでは適用させることができません。これらのプランで引っ越し先でも継続利用する場合には、手数料なども発生してくるため事前にプランの確認をしておきましょう。

NURO光が使えないエリアに引っ越す場合

引っ越し先がNURO光の対応エリア外だった場合、そもそもNURO光が使えないため引越しサポート特典を使うことはできません。そのため、自動的に解約となり違約金や工事費の残債の一括支払いなどが発生してしまう可能性があります。

まずは、引っ越し前に対応エリアを確認し、もしエリア外であれば他の光回線との契約を検討しましょう。その際に、乗り換えキャンペーンなどの利用も忘れないことが重要です。

》乗り換えにおすすめの光回線はこちらを参考に

NURO光の解約手順

最後に、NURO光の解約手順を詳しく解説していきます。基本的に難しい手順はないので、ゆっくりと進めていきましょう。

解約する前に用意しておくもの

まずは、NURO光を解約する際に必要となるものを用意しましょう。

・入会証
NURO光と契約した際にSo-netから送られてくる「入会証」のことです。ユーザーIDやパスワードが必要になるので注意しましょう。

・レンタル機器を梱包するための緩衝材など
レンタル機器が壊れないようにするために必要です。

解約に進む

NURO光の解約方法は、WEBページから行うパターンと電話から行うパターンがあります。

01WEBページからの解約

まずは、NURO光の会員ページにログインします。ログインできたら「NURO光の解約ページ」へ移行し、解約前に規約などのチェック項目を確認していきましょう。それらに問題がなければ、画面下にある「退会のお手続き」を選択します。

そこまで完了すると、今まで使っていたSo-netのメールアドレス、もしくは登録した別のメールアドレスに「退会/廃止受付通知メール」が届くので確認しましょう。基本的には、書いている通りに進めていけば退会手続きできるためおすすめです。

02電話からの解約

電話から解約する場合は、以下のサポートセンターに連絡しましょう。

So-net会員サポート
電話番号 0120-80-7761
受付時間 9:00~18:00

こちらに電話すると自動音声ガイダンスに繋がりますので、指示に従って進めていきましょう。途中でお問い合わせ内容によって指定の番号をプッシュするように言われますが、何回でも聞き返すことができるため安心してゆっくり進めていけば大丈夫です。

レンタル機器を返却する

上記の解約手続きが完了すれば、後はレンタルしていた各機器を返却していきましょう。返却するのはNURO光(So-net)からレンタルしているもの全部で、主に以下のようなものがあります。

  • ONU本体
  • ONU用のスタンド
  • 電源アダプター
  • LANケーブル
  • 取扱説明書(ユーザーガイド)

もしひかりTVや、NURO光でんわなどのオプションを利用していた場合は、それらのレンタル機器も返却する必要があるので忘れないようにしましょう。返却方法ですが、他の光回線とって返却キットなどが送られてくることはありません。

自ら梱包し、So-netの方で指定した業者が回収に来るまで待たなくてはいけません。もちろん立ち合いも必要になります。そのため、引っ越しを機にNURO光を解約する際には、早めの回収を依頼しておきましょう。

梱包方法に関しては、スーパーなどにある段ボールで問題ありません。ただし、配送中などに破損してしまうと損害金を請求されることもありますので、新聞紙や緩衝材などと一緒に梱包することを強く勧めます。ケーブルや取扱説明書なども曲がったり折れないようにしておきましょう。後は、業者の人に渡せばNURO光の解約はすべて完了となります。

NURO光の解約まとめ

今回の記事をまとめると以下のようになります。

  • NURO光には、「解約」と「退会」の2種類がある
  • NURO光の解約時には、違約金と工事費の残債が発生することが多い
  • 原状回復は必須ではないが、大家さんに求められたらやらないといけない(有料)
  • 引っ越し後も使う場合は、お引越しサポート特典がお得
  • 解約手続きはWEBページで行う方が手間もなくておすすめ

NURO光を辞めた後に、どのような契約をするかによって「解約」か「退会」かを選べるのは便利なサービスです。解約時にかかる費用の中でも違約金は、更新月以外だと必ず発生するため支払う可能性の高い出費と考えておきましょう。

そして、引っ越し先でもNURO光を使う場合には、お引越しサポート特典を使うと違約金などはほぼ免除されますので、活用しましょう。もしも引っ越し先でNURO光が使えない場合は、他の光回線に乗り換える必要があるので、一番得するインターネット回線を選んでください。

》乗り換えにおすすめの光回線はこちらを参考に

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ABOUT著者情報

小田寺 真司

2013年から6年間、通信機器(スマホやインターネット)の営業や販売業務の経験を経て、現在は大手家電量販店のスタッフ様に対してインターネット回線に関する知識研修・補助を行うお仕事をしています。