光コラボはやめといた方がいい?光コラボを選んで後悔するパターン5選

光コラボはやめといた方がいい?光コラボを選んで後悔するパターン5選

フレッツ光を使っていると、「光コラボの方がお得で回線速度も速い」と耳にすることも増えてきます。確かに、お得で回線速度も速くなるのであれば乗り換えも検討すべきです。しかし、実際に乗り換えて後悔している人も少なからずおられるでしょう。

この記事では、フレッツ光から光コラボへ乗り換えたことで起こったデメリットや、後悔したパターンを紹介していきます。公式だけの情報だけでなく、実際に使っている人の意見を取り入れることで失敗しないネット環境を作りやすくなるはずです。

①:回線スピードが遅くなってしまう

インターネット回線で、回線速度を第一に考える人も多いでしょう。「光回線=速い」というイメージだけが先行してしまい、どの光回線でも快適なスピードが出ると思われがちですが、一概にそうとは言い切れません。

契約するプロバイダによって回線速度が変わりますが、フレッツ光の平均速度は278.36Mbpsです。これと光コラボの回線速度を比較してみました。

サービス名 回線速度
フレッツ光 275.38 Mbps
ソフトバンク光 317.52 Mbps
ドコモ光 281.44 Mbps
So-net光 253.78 Mbps
OCN光 274.02 Mbps
ぷらら光 257.57 Mbps
※2023年7月時点の実測

光コラボで人気のある光回線をピックアップした表ですが、フレッツ光よりも遅い速度の光コラボも中にはあります。これはまだ人気のある光コラボなので誤差は少ないですが、あまり有名ではない光コラボだと速度はさらに落ちます。

270 Mbpsもあればインターネット利用も何不自由しない速度ですが、フレッツ光から乗り換えると必ずしも回線速度がアップする訳ではありませんので、あらかじめ理解しておきましょう。

②:キャンペーンのために余計なオプションに加入してしまう

これも後悔するパターンとして多いです。フレッツ光から光コラボへ乗り換える場合、公式キャンペーンやプロバイダ独自のキャンペーンを受け取ることができます。

工事費や違約金が無料になったり、キャッシュバックキャンペーンで50,000円以上受け取れることもあります。基本的には受け取った方がお得になりますし、実質月額料金面では受け取ると受け取らないでは大きな差が出るくらいです。

しかし、キャンペーンを適用させるのに条件が課されていることがあります。とくに多いのが、利用期間とオプション加入です。問題となるのがオプション加入です。どのオプションに加入するのかは回線事業者やプロバイダによって異なりますが、主に以下のようなものがあります。

キャンペーン適用条件になりやすいオプション

  • ひかり電話サービス
  • 光テレビサービス
  • セキュリティソフトや訪問サポートサービス

ひかり電話サービスやセキュリティソフト、訪問サポートサービスなどであれば料金も500円~1,000円ほどになりますが、光テレビサービスは2,000円を超すプランも存在しています。様々な番組が見れらるプランなどになると更に高くなっていくのです。

「キャンペーンを受け取ってお得に使っていける!」と思っていたのに、実は有料オプションに加入したことで損していたことが分かって後悔することも多くなります。

更に悪質なのが、この適用条件について「詳しく説明してくれないことがある」というものです。WEB代理店などであれば、適用条件を隅から隅まで確認してみましょう。小さく注意事項などが記載されており、それに気付かす契約してしまって損することがあります。

そして、ショップや営業などで契約する際にも適用条件と加入したオプションの解約について確認するべきです。悪質なパターンだと、ここを説明せずに契約だけ取り付けようとする人もいます。

③:解約したときの違約金が高くなってしまう

光コラボにしてしまうと、フレッツ光の違約金よりも違約金が上がってしまうことがあります。フレッツ光から光コラボへ乗り換える転用にはプロバイダ以外の違約金がかからないため勘違いする人も多いのですが、光コラボから乗り換える場合には違約金が発生することが多いです。

基本的には更新月以外での解約には違約金がかかってしまいますし、料金的にも10,000円前後となっています。乗り換え先の違約金負担キャンペーンなどを利用するなどして対策していきましょう。

④:料金が安くなると思ったのに変わらなかった

月額料金を安くしたいと思ってフレッツ光から光コラボへ乗り換えたのに、数ヶ月使ってみるとほとんど変わらないことに気付いた…という後悔パターンもよくあります。

月額料金というのは、基本料金だけではありません。他にも以下のような料金が合算されて請求されます。

月額料金(内訳)

  • 基本月額利用料金
  • プロバイダ料金
  • 工事費の残債(分割)
  • 加入しているオプション料金

よく光コラボの公式サイトに書かれている「月額〇〇円!」というのは、付与されるキャンペーンなどをすべて合算した月額利用料金です。

そのため、キャンペーンを利用しなかったり、キャンペーン適用のためにオプションを加入し、その後解約を忘れていると、フレッツ光よりも実質的な月額料金が変わらないことがあります。むしろ高くなってしまう危険性までありますので、契約時にはとくに注意すべき点と言えるでしょう。

⑤:番号引継ぎを忘れて電話番号が変わってしまった

フレッツ光から光コラボへ乗り換えは「インターネット回線のみ」と思っている人も多いですが、実際は電話番号も引き継ぐことができます。光電話も引き継げることが多いのですが、回線が変わると光電話の電話番号が変わると思い込んで手続きしない人もいるくらいです。

電話番号が変わると色々な人にその旨を伝えなくてはいけませんし、新しい番号を発行してしまうと二度と引き継ぐことができないため後悔する人が多い印象です。

後悔しないためには、自分に合った光回線を選ぶこと

後悔しないためには、ちゃんと自分に合った光回線を選び、そして一番お得な申込窓口から入会の手続きを行うことが大事です。

キャンペーンに関しても、適用条件は必ず契約する前に確認するようにしましょう。有料オプションに加入しないといけない場合は、契約後に解約しても問題ないのか確認してみてください。

もしも自分で光回線を決めるのが難しい方は、当サイトの「あなたにピッタリのインターネット回線を診断!おすすめの回線を自動で提案します」を活用してください。簡単な質問に答えるだけで最適な光回線が分かります。

また、一番お得になる申込窓口もちゃんと考慮していますので、自分で選ぶのが苦手な方はぜひ活用してくださいね!

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ABOUT著者情報

小田寺 真司

2013年から6年間、通信機器(スマホやインターネット)の営業や販売業務の経験を経て、現在は大手家電量販店のスタッフ様に対してインターネット回線に関する知識研修・補助を行うお仕事をしています。