auひかりの工事費、回線工事の流れや日程は?工事不要となるケースもある

auひかりの工事費、回線工事の流れや日程は?工事不要となるケースもある

インターネット回線を開通させるための工事って、配線とか穴を開けたりとか大変そう…というイメージはありますよね。

このページでは、auひかりの工事費用や開通工事の流れなどを分かりやすく解説しています。場合によっては工事不要になるケースもありますので、ぜひ参考にして自分がどっちなのか調べてみましょう。

auひかりの工事にかかる初期費用

戸建て マンション
工事費用 41,250円
*キャンペーンにつき無料
33,000円
*キャンペーンにつき無料

まずは、auひかりの工事でかかってくる費用についてです。これは戸建てタイプなのか、マンションタイプなのかで変わってきます。戸建てタイプだと「41,250円」、マンションタイプだと「33,000円」ほどかかってきます。支払は一括でも大丈夫ですし、分割で毎月支払っていくことも可能です。

一見すると高そうに感じますが、auひかりではキャンペーンで工事費を含む初期費用相当の月額割引を実施していますので、実質無料で工事を受けることが可能です。

回線申込を終えてから実際に開通工事が終わるまでの流れ

まずは、auひかり回線の申し込みから開通工事終了までどのような流れで行われるのか詳しく見ていきましょう。戸建てとマンションで流れ自体はほとんど変わりませんの、ここでは共通の流れという形にしています。

01auひかりの対応エリアか確認する

まずは、自分の住んでいる地域やマンションがauひかりの対応エリアかどうか確認します。auひかりの対応エリアでなければ使うことはできませんし、戸建てタイプとマンションタイプでも対応エリアは違うので「戸建てタイプは対応しているからマンションタイプで申し込んでも問題ない」という勘違いをしないようにしましょう。

対応エリアはエリア検索で調べることができます。主に中部地方、関西地方、沖縄はauひかりに対応してないと覚えておくと良いでしょう。

02auひかりの申し込みを行う

もし対応エリアに住んでいれば、そのままauひかりの申し込みへ進みましょう。申し込みはauひかりの公式サイトからもできますし、提携しているプロバイダ窓口、代理店などでも可能です。どこから申し込みをするかによって実質月額料金に大きな差が生まれます。おすすめは提携しているプロバイダから申し込むことです。

なぜなら、プロバイダから申し込んでもauひかりのキャンペーンを受け取ることができるからです。月額割引やキャッシュバックキャンペーンなど多くのプロバイダが提供していますので、詳しくは「auひかりのキャッシュバック&キャンペーンで一番お得なのは?12社を一覧比較」を参考にしてみてください。

03工事日の設定・予約

auひかりの申し込みが終われば、そこから開通可能かの連絡がKDDIの方からきます。問題がなければ、工事日の調整へと進みます。KDDIからの連絡は戸建てとマンションで多少前後し、基本的には戸建ての方が遅くなると言われています。

【連絡までの目安】
戸建て:2~3週間
マンション:1週間前後

この差にはちゃんと理由があり、auひかりを申し込んでからKDDIの方で工事の事前調査を行うからです。戸建ての場合、局舎から家までの経路や距離、KDDIの光ファイバーが足りない場合はNTTに共有してもらうなど事前に確認することが多くあります。

一方のマンションの場合、auひかりに申し込む時点でそのマンションにauひかりの設備が整っている必要があるのです。つまり、申し込みができる時点で調査する必要がほとんどないから連絡までが速くなります。ただし、これはあくまで目安であるため、申し込みの時期によって長くなることもあります。

04宅内機器を受け取る

工事日が決まると、KDDIの方から宅内機器と利用開始に関する案内が送付されます。この時点で宅内機器を使うことはありませんが、内容物に間違いがないか確認して故障しないように保管しておきましょう。auひかりは解約時に宅内機器を返却しなくてはいけない場合があります。そのため、箱なども一緒に保管していると返却時に楽です。

05工事の立ち合い

工事予定日に立ち会います。とくに問題がなければ工事自体は2時間前後で完了します。立ち会う人は契約者本人でも家族でも問題ありません。工事前までにやっておくべきことは基本的にありませんが、光ファイバーは電話のモジュラージャックより引き込まれます。そのため、モジュラージャックの位置を確認して家具などをどかしておくと良いでしょう。

06宅内機器の接続

工事が完了すれば、宅内機器の接続に進みます。宅内機器の設置は自分でやることが前提ですが、お願いしたらやってくれることもあります。自分でやる場合も、やり方は同梱されていた利用開始の案内に書かれているので簡単です。

07デバイスとの接続

最後に、インターネットを利用するデバイスと接続設定をすれば完了です。接続方法はデバイスによって違いますので、デバイスの取扱説明書などを読んで進めてみましょう。

ホームプラン(戸建て)の工事内容

申し込みから工事完了までの流れが分かったところで、続いてホームプランとマンションプランの工事内容について確認していきましょう。まずはホームプランからです。

ホームプランの工事内容

  1. 最寄りの電柱から光ファイバーのケーブルを引き込む
  2. 建物の壁面に光ファイバーのケーブルを固定する金具を設置する
  3. ケーブルを引き込むための穴(エアコンダクトや通気口など)付近でケーブルを固定する
  4. 引き込み口から光ファイバーのケーブルを引き込む
  5. 光コンセントを引き込み口の近くに設置すれば業者による工事は完了

基本的にはこの流れで工事は行われます。工事が滞りなく進めば1時間~2時間くらいで完了するくらいの工事です。これらの工事には立ち合いが必ず必要となってくるので、予定日はできるだけ家にいるようにしましょう。

注意点としては②、③、④において壁面に穴を開ける必要があります。②と③では金具を設置するために必要なもので、④では引き込み口がない場合に開けることになります。大きさとしては直径10mmほどのものですが、大家さんなどにはしっかりと事前に確認しておきましょう(※詳しくは後述)。

マンションプランの工事内容

次にマンションプランの工事内容です。マンションプランは「VDSL配線」と「光配線」で内容が若干変わってきますので、自分の住んでいる住居がどちらなのかを確認してみましょう。

VDSL配線の場合

集合住宅の多くで導入されているのが「VDSL配線」です。この場合、最寄りの電柱から光ファイバーをマンションの共有部分まで導入し、そこからは各部屋に既存の電話回線を使ってインターネット信号を送ります。工事業者が行うのは、マンション共有部分による信号切り替え作業です。ただし、この工事は業者側で日程の決定から実行まで行うため、契約者本人が何か作業に関与するようなことはありません。

契約者本人がやることは、auひかりの申し込み時に配送された機器一式(ONUやホームゲートウェイなど)を宅内に取り付ける。これだけで工事は終わります。

すでにVDSL配線に対応しているマンションの場合、工事に立ち会いする必要がないこともあります。工事の内容もとくに複雑なこともないため、申し込みから開通まで約1週間以内となるのもVDSL配線の特徴です。稀なケースとして、設備に不具合などが出て立ち合いが必要になることもあります。その場合はKDDIの方から事前に連絡がきますし、機器の取り付けなどはとくに変わらないので安心しましょう。

光配線の場合

マンションの中にはVDSL配線ではなく、光配線による通信方式になっていることもあります。この場合、各部屋には電話線ではなく光ファイバーケーブルを使って接続するようにしなくてはいけません。マンションギガ、マンションミニギガでは必ず各部屋まで配線する必要があります。光配線の場合、ほとんどの確率で立ち合いによる工事が必要です。そのため、自分が家にいることができる日時をしっかりと決めておく必要があります。

工事の内容としては、共有部分にある導入済みの光ファイバーを各部屋まで引っ張ることがメインです。通常の工事であれば、共有部分から電話配管などを利用して光ファイバーを各部屋まで導入し、部屋の壁に「光コンセント」を設置することで完了となります。

家の中に設置するため立ち合いが必要になってくるのです。工事の時間としては1~2時間となっていますが、不具合やトラブルによって時間が延びるため余裕を持ってスケジュールを組みましょう。

工事不要の場合もある

マンションタイプに限ることなのですが、状況によっては工事を行わずともauひかりを使える場合があります。その状況というのが、「すでに光ファイバーが工事済みである」ということです。その部屋に前住んでいた人がすでにauひかりの設備を設置し、撤去せずそのままにしておけば特別な工事は必要ありません。

そのため、まずは自分の部屋に光コンセントがあるのか確認してみるのも良いでしょう。もちろん前の人が光コンセントを撤去していれば工事は必要になります。

すでにマンションに開通済でも工事費は必要なのか?

現在住んでいるマンションにすでにauひかりの設備が入っている場合、上記の通り工事をする必要はありません。しかし、工事をしなくても工事費は請求されてしまいます。工事費は最初の方にも書きましたが、それなりの金額です。

ただし、auひかりではキャンペーンを実施しており工事費用などを含む初期費用相当分の料金が毎月割引されます。実質無料でauひかりを使えますので、工事費としては余り気にならないでしょう。

auひかりの工事に関するよくある質問

最後に、auひかりの工事に関してよく寄せられる質問をQ&Aという形で解説していきます。

Q.対応エリアであれば絶対に工事できるの?

auひかりの対応エリアであることが絶対条件ですが、対応エリア内であっても必ず工事を受けられるわけではありません。以下のような場合は工事を受け付けが拒否されることもあります。

  • 指定された集合住宅に設備を設置できない
  • 光ファイバーのケーブルを引き込める距離に電柱がない
  • auひかりの利用者が多い集合住宅などでは設備の枠が埋まっている可能性もある
  • 光ファイバーケーブルが通ってないタイプの電線しかない(地下経由など)
  • 光ファイバーのケーブルを引き込むのに無許可の敷居を通る場合

光ファイバーのケーブルが通せないことには工事することができません。そのため、電柱が極端に少ない地域などでは工事に進むことが難しいです。場合によっては回線業者の方から自治体の方に連絡して増設される可能性もありますが、工事着手から完了まで時間がかかるため注意しましょう。

Q.工事の予約は取りやすい?

工事の予約は申し込んだ時期やタイミングによって大きく異なってきます。とくに3月~4月にかけての引っ越しシーズンは回線業者が最も忙しくなる時期です。申し込みの電話すら繋がらなくなることも珍しくありません。申し込みが終わっても工事予約はほとんど埋まっており、3月~4月に申し込むと工事までに1ヶ月以上空くこともあります。

これはauひかりに限ったことではないのですが、もし引っ越しなどが3月よりも前に決まった場合、すぐにでも申し込みと予約を行うことをおすすめします。ちなみに、繁忙期でなければ戸建てで1ヶ月~2ヶ月、マンションであれば2週間前後で開通工事が行われます。

Q.工事当日は立ち会う必要がある?

auひかりの工事には必ず住民が立ち会う必要があります。工事の内容によっては部屋の中に入る必要があるからです。工事の時間はおおよそ2時間前後とされていますので、もし工事の予約ができたら工事予定の前後2時間くらいは予定を空けておきましょう。もし自分の都合で工事が延期になってしまうと次の予約までにまた時間がかかりますし、場合によっては追加で料金を請求されることもあるので注意です。

Q.工事って壁に穴を開けたり、大掛かりなもの?

auひかりの工事に関しては、2種類の方法があります。1つ目は、エアコンなどで使う配管を使ってインターネット回線を繋ぐ方法です。auひかりはインターネット回線を外部から引っ張ってくる必要があるので、最初から外部に繋げられる配管や穴があればとくに大掛かりな工事をすることはほとんどありません。しかし、もしエアコンの配管が使えないとなった場合、auひかりと繋げるためには部屋に穴を開けて外部と繋げられる環境にする必要があります。

Q.賃貸でも勝手に工事してしまってもいいの?

もし賃貸マンションや借家などで工事が必要な場合、必ず大家さんや管理人、管理会社などに連絡して「auひかりを導入すること」、「それに伴って工事が必要なこと」を伝えましょう。それで許可が出れば問題ありませんが、もし許可が出なかったら絶対に工事に進んではいけません。賃貸は自分の所有物ではなく、あくまで借りているものです。それを契約しているからと言って無許可で壁に穴を開けていいわけがありません。

マンションによっては無料でインターネット回線が入っており、それを使ってほしいと考えている大家さんも多くいます。そのため、光回線自体導入することに否定的なこともあるのです。そのため、もし無許可でauひかりを導入したり壁に穴を開けてしまうと大きなトラブルに発展してしまうこともあります。部屋の強制撤去や、撤去後の修繕費などが上乗せされて請求されることも珍しくありません。必ず許可を取ってから工事を行いましょう。

大家さんや管理人に連絡する場合は、メールではなく電話か直接会ってすることをおすすめします。その際に「〇月〇日にauひかりの導入および工事を考えているが大丈夫ですか?」と聞いて、もし大家さんなどがauひかりに関して分からない場合は説明する必要もあります。場合によっては、回線業者や工事業者から直接大家さんなどに連絡してくれることもあり、そっちの方が話もまとまりやすいこともあるので相談してみましょう。

Q.撤去時にも費用ってかかる?

加入する際に工事費は必ずかかりますが、もしauひかりを解約するとなった場合、設備の撤去費などもかかってくるのか気になると思います。これは契約したプランによって以下のような違いがあります。

auひかりホームで契約した場合:解約時の撤去工事が必須(2018年3月以降の契約者)
auひかりマンションで契約した場合:解約時の撤去工事がいらない

これは回線事業者側に利用者がインフラを使える環境を保守する義務があるからです。では、なぜauひかりホームだと撤去工事が必要になるのか。大きな理由としては、「設備の維持費がかかる」と「KDDIで設置している光回線はauひかりしか使えない」からです。

ドコモ光やSoftbank光はフレッツ光の回線を使っているため、そのまま残しておいても他に利用者がいます。しかし、auひかりホームだと次に使える人が限られてしまうのです。これでは維持費を払えません。

一方のauひかりマンションの場合、設置した集合住宅にauひかりを使ってくれる人がいるかもしれません。そのため、そのまま残しておいても維持費などの回収ができる可能性が高いのです。これらのことからauひかりホームには撤去工事が必須とされています。

注意点としては、これはあくまでプランに依存するというとこです。そのため、マンションでもauひかりホームで契約していたら撤去工事がかかります。ちなみに撤去費は一律で31,680円となりますので、これらを負担してくれる業者に乗り換えるのも一つの手です。

記事の共有はこちら

ABOUT著者情報

小田寺 真司

2013年から6年間、通信機器(スマホやインターネット)の営業や販売業務の経験を経て、現在は大手家電量販店のスタッフ様に対してインターネット回線に関する知識研修・補助を行うお仕事をしています。