WiMAXのルーター(機種・端末)選びはとても大切で、このルーターによって通信速度が変わります。
しかし、現行使えるルーターは非常に多く、どれを使って良いのか迷うことも多いでしょう。このページでは、現行ルーターの比較表などを交えながらルーターの選び方やおすすめのルーターについて解説しています。
この記事の目次
現行のWiMAXルーター比較表
まずは、現行のWiMAXルーター全機種を確認してみましょう。それぞれ、持ち運びができるモバイルルータータイプと、家で使いやすいホームルータータイプがあります。
WiMAX+5G対応の最新機種
機種名 | Galaxy 5G | X11 | L11 | L12 |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2021/4/8 | 2021/10/15 | 2021/6/4 | 2021/11/5 |
通信速度(下り) | 2.2Gbps | 2.7Gbps | 2.7Gbps | 2.7Gbps |
au 4GLTE | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
連続通信時間 | 約16.6時間 | 約8.1時間 | – | – |
重量 | 約203g | 約174g | 約599g | 約446g |
同時接続台数 | 最大10台 | 最大16台 | 最大30台 | 最大20台 |
WiMAX2+の旧機種
機種名 | WX06 | W06 | HOME 02 | L02 |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2020/1/30 | 2019/1/25 | 2020/1/30 | 2019/1/25 |
通信速度(下り) | 440Mbps | 1,237Mbps | 440Mbps | 1,000Mbps |
au 4GLTE | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
連続通信時間 | 約14時間 | 約9時間 | – | – |
重量 | 約127g | 約125g | 約218g | 約436g |
同時接続台数 | 最大16台 | 最大16台 | 最大21台 | 最大42台 |
現行のWiMAXルーターを表でまとめてみました。多くのルーターが用意されていますが、現在のメインとなっているのは「Galaxy 5G」「X11」「L11」「L12」です。
とくにX11は下り最大2.7Gbpsという現行ルーター最速機種で、光回線のスピードにも勝るようなハイスペックとなっています。
最大接続台数も増えていますので、よほどのこだわりがない限り最新機種か準最新機種を選ぶのが妥当です。ただし、プロバイダによっては提供してない端末もありますので、自分が契約したいプロバイダが提供している端末は契約前に確認しておきましょう。(逆にすべての端末を提供しているプロバイダもある)
ルーター(機種)によって何が違うの?
ここからは、ルーターによってどのような差があるのか、そしてどの部分に注目して決めていくべきなのか解説していきます。
①:通信速度が違う
ルーター選びで最も重要な部分であり、大きく異なるのが「通信速度」です。細かい部分は置いておいて、とにかく通信速度が高速なルーターを選ぶことをおすすめします。なぜなら、WiMAXは高速通信がメリットでストレスなくインターネットを使うために使う人が多いからです。
最低でも440Mbpsくらいの速度は欲しいところです。
ちなみに、ルーターごとの通信速度は上りと下りがあり、重要視するのは下り速度の方となっています。
上り速度とは、こちら側がデータをアップロードする際にかかる速度のことです。ツイッターなどに画像付きで呟く際に、上り速度が速ければ速いほど反映されるスピードも上がります。
一方の下り速度とは、ダウンロード速度のことで、インターネットのページ閲覧の読み込みや、YouTubeなどの動画配信サイトの読み込みなどで重要になるものです。下り速度が速いほど読み込みも画質も上がり、短時間でダウンロードなども完了します。
現行のルーターでは上り速度にそこまで差はありません。下り速度には大きな差があり、「X11」が約2.7Gbpsで通信速度が高いです。旧機種と比べると6倍以上速くなっており、選ぶなら2021年以降に発売された機種、望むならX11がおすすめとなります。
ちなみに、440Mbpsほどの速度があればYouTubeなどの高画質視聴も問題なく行えます。ただし、画質を上げるとデータ容量を多く使うので注意が必要です。
②:LTEモードに対応しているかで違う
auの4GLTEの電波を使ってどのエリアでも高速通信が行えるLTEモード(ハイスピードプラスエリアモード、またはプラスエリアモード)に対応しているかも重要です。最近のルーターにはほぼ搭載されている機能で、WIMAXの電波が届かないエリアでも、au4GLTE電波を使うことでどのエリアでも高速通信を行えるモードとなっています。
ただし、このモードは別途料金がかかる場合もあり、月額料金の負担が増す場合があります。キャンペーンでオプション料を無料にしていることもありますが、契約時には気を付けるようにしましょう。ちなみに、使わなかった月は請求されることはありません。
そして、このモード最大の欠点が「データ通信制限が1ヶ月で7GB~15GB」という制限があることです。これはどのルーターを選んでも変わることはありません。1ヶ月で上限以上使ってしまうと128kbpsという低速モードになるだけでなく、解除は翌月になってからです。
さらに旧機種であるWiMAX2+は、このモードで通信速度制限になってしまうと、通常モードにも制限がかかるため使い過ぎには注意しなくてはいけません。対応しているルーターを選びつつ、使い方の方も考えていきましょう。
③:連続通信時間(バッテリー持ち)が違う
モバイルルーターを使う場合、連続通信時間(バッテリー)に関しても考えなくてはいけません。とくに外出時にもWiMAXを使いたい人は通信速度と同じくらい重要視しても良いと思います。基本的に新しい機種ほど長時間使えるバッテリーが積まれています。
とくに「Galaxy 5G」は最大で16時間も使えるため全機種の中でも最長時間です。バッテリーと通信速度のどちらも欲しいという人にはGalaxy 5Gがおすすめと言えます。
逆にホームルータータイプを選ぶ人は連続通信時間を考える必要がありません。コンセントによる接続ですので、コンセントに接続している間は無制限で使うことができます。工事も必要ありませんし、最大で42台も繋げることが可能です。
持ち運びで長時間使いたい人は「Galaxy 5G」、家のみで高速通信を楽しみたい人が「L12」を選ぶと良いでしょう。ただし、バッテリーにも寿命があるため通信時間は短くなっていきます。
補足:対応エリアや電波の強さはどれも同じ
ルーターによって異なる部分について解説しましたが、意外にもルーターによって「対応エリアの広さ」と「電波の強さ」は変わりません。対応エリアは一定となっていますので、ルーターを変えたとしてもエリア外であれば絶対に繋がることもありません。
逆に対応エリア内であれば、どのルーターでも接続することができます。ただし、エリア内であっても確実に最高速度が出るわけでもないので、あくまで電波が通っているエリアということです。
それと同時に、電波の受け取る強さなども変わりません。「通信速度が速い=電波が強い」というわけではありませんので、通信速度が速いルーターを購入しても電波が弱いとこだと速度は遅くなってしまいます。
障害物や設置場所によっても電波の入り方は変わりますし、周りに電波が飛び交っているような場所だと干渉を受けて速度が落ちてしまうこともあります。ただし、ルーターには「2.4GHz」と「5GHz」の電波を設定することができ、これを変更することで電波の入り具合や干渉具合を変えることは可能です。
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