WiMAXのルーター(機種)性能を徹底比較!一番快適でお得なのは?

WiMAXのルーター(機種)性能を徹底比較!一番快適でお得なのは?

WiMAXのルーター(機種・端末)選びはとても大切で、このルーターによって通信速度が変わります。

しかし、現行使えるルーターは非常に多く、どれを使って良いのか迷うことも多いでしょう。このページでは、現行ルーターの比較表などを交えながらルーターの選び方やおすすめのルーターについて解説しています。

現行のWiMAXルーター比較表

まずは、現行のWiMAXルーター全機種を確認してみましょう。それぞれ、持ち運びができるモバイルルータータイプと、家で使いやすいホームルータータイプがあります。

WiMAX+5G対応の最新機種

機種名 X12 Galaxy 5G X11 L13
発売日 2023/6/1 2021/4/8 2021/10/15 2023/6/1
通信速度(下り) 3.9Gbps 2.2Gbps 2.7Gbps 4.2Gbps
au 4GLTE 対応 対応 対応 対応
連続通信時間 約9時間 約16.6時間 約8.1時間
重量 約174g 約203g 約174g 約635g
同時接続台数 最大16台 最大10台 最大16台 最大32台

WiMAX2+の旧機種

機種名 WX06 W06 HOME 02 L02
発売日 2020/1/30 2019/1/25 2020/1/30 2019/1/25
通信速度(下り) 440Mbps 1,237Mbps 440Mbps 1,000Mbps
au 4GLTE 対応 対応 対応 対応
連続通信時間 約14時間 約9時間
重量 約127g 約125g 約218g 約436g
同時接続台数 最大16台 最大16台 最大21台 最大42台

現行のWiMAXルーターを表でまとめてみました。多くのルーターが用意されていますが、現在のメインとなっているのは「X12」「Galaxy 5G」「X11」「L13」です。

とくにX12は下り最大3.9Gbpsという現行ルーター最速機種で、光回線のスピードにも勝るようなハイスペックとなっています。

最大接続台数も増えていますので、よほどのこだわりがない限り最新機種か準最新機種を選ぶのが妥当です。ただ、X12は2023年の6月に出たばかりなので、プロパイダによってはまだ提供していない場合も。その場合はX11の機種がおすすめです。

ルーター(機種)によって何が違うの?

ここからは、ルーターによってどのような差があるのか、そしてどの部分に注目して決めていくべきなのか解説していきます。

①:通信速度が違う

WiMAXは機種によって速度が違う
ルーター選びで最も重要な部分であり、大きく異なるのが「通信速度」です。細かい部分は置いておいて、とにかく通信速度が高速なルーターを選ぶことをおすすめします。なぜなら、WiMAXは高速通信がメリットでストレスなくインターネットを使うために使う人が多いからです。

最低でも440Mbpsくらいの速度は欲しいところです。
ちなみに、ルーターごとの通信速度は上りと下りがあり、重要視するのは下り速度の方となっています。

上り速度とは、こちら側がデータをアップロードする際にかかる速度のことです。ツイッターなどに画像付きで呟く際に、上り速度が速ければ速いほど反映されるスピードも上がります。

一方の下り速度とは、ダウンロード速度のことで、インターネットのページ閲覧の読み込みや、YouTubeなどの動画配信サイトの読み込みなどで重要になるものです。下り速度が速いほど読み込みも画質も上がり、短時間でダウンロードなども完了します。

現行のルーターでは上り速度にそこまで差はありません。下り速度には大きな差があり、「X12」が約3.9Gbpsで通信速度が高いです。もしも可能ならX12、提供がなければX11がおすすめとなります。

ちなみに、440Mbpsほどの速度があればYouTubeなどの高画質視聴も問題なく行えます。ただし、画質を上げるとデータ容量を多く使うので注意が必要です。

②:LTEモードに対応しているかで違う

WiMAXはLTEモードに対応しているかで違う
auの4GLTEの電波を使ってどのエリアでも高速通信が行えるLTEモード(ハイスピードプラスエリアモード、またはプラスエリアモード)に対応しているかも重要です。最近のルーターにはほぼ搭載されている機能で、WIMAXの電波が届かないエリアでも、au4GLTE電波を使うことでどのエリアでも高速通信を行えるモードとなっています。

ただし、このモードは別途料金がかかる場合もあり、月額料金の負担が増す場合があります。キャンペーンでオプション料を無料にしていることもありますが、契約時には気を付けるようにしましょう。ちなみに、使わなかった月は請求されることはありません。

そして、このモード最大の欠点が「データ通信制限が1ヶ月で7GB~30GB」という制限があることです。これはどのルーターを選んでも変わることはありません。1ヶ月で上限以上使ってしまうと128kbpsという低速モードになるだけでなく、解除は翌月になってからです。

さらに旧機種であるWiMAX2+は、このモードで通信速度制限になってしまうと、通常モードにも制限がかかるため使い過ぎには注意しなくてはいけません。対応しているルーターを選びつつ、使い方の方も考えていきましょう。

③:連続通信時間(バッテリー持ち)が違う

モバイルルーターを使う場合、連続通信時間(バッテリー)に関しても考えなくてはいけません。とくに外出時にもWiMAXを使いたい人は通信速度と同じくらい重要視しても良いと思います。基本的に新しい機種ほど長時間使えるバッテリーが積まれています。

とくに「Galaxy 5G」は最大で16時間も使えるため全機種の中でも最長時間です。バッテリーと通信速度のどちらも欲しいという人にはGalaxy 5Gがおすすめと言えます。

逆にホームルータータイプを選ぶ人は連続通信時間を考える必要がありません。コンセントによる接続ですので、コンセントに接続している間は無制限で使うことができます。工事も必要ありませんし、最大で32台も繋げることが可能です。

持ち運びで長時間使いたい人は「Galaxy 5G」、家のみで高速通信を楽しみたい人が「L13」を選ぶと良いでしょう。ただし、バッテリーにも寿命があるため通信時間は短くなっていきます。

補足:対応エリアや電波の強さはどれも同じ

WiMAXは対応エリアや電波の強さはどれも同じ
ルーターによって異なる部分について解説しましたが、意外にもルーターによって「対応エリアの広さ」と「電波の強さ」は変わりません。対応エリアは一定となっていますので、ルーターを変えたとしてもエリア外であれば絶対に繋がることもありません。

逆に対応エリア内であれば、どのルーターでも接続することができます。ただし、エリア内であっても確実に最高速度が出るわけでもないので、あくまで電波が通っているエリアということです。

それと同時に、電波の受け取る強さなども変わりません。「通信速度が速い=電波が強い」というわけではありませんので、通信速度が速いルーターを購入しても電波が弱いとこだと速度は遅くなってしまいます。

障害物や設置場所によっても電波の入り方は変わりますし、周りに電波が飛び交っているような場所だと干渉を受けて速度が落ちてしまうこともあります。ただし、ルーターには「2.4GHz」と「5GHz」の電波を設定することができ、これを変更することで電波の入り具合や干渉具合を変えることは可能です。

もっとも快適でお得なのは、GMOとくとくBBの「X11」

GMOとくとくBB
実質月額料金* 3,644円
契約期間 最低2年
解約金 24ヵ月以内:1,100円
端末代 0円
支払い方法 クレジットカード決済
キャンペーン 最大40,000円キャッシュバック
月額料金割引
auスマートバリュー
※料金は税込み
※月額料金はキャンペーン利用し、支払い総額を36ヵ月で割ったもの

数あるWiMAXプロバイダの中で、もっともお得でおすすめなのが「GMOとくとくBB」です。GMOとくとくBBであれば最新機種の「X11/X12/L13」も準備されており、快適なインターネット通信を楽しむことができるでしょう。

実質の月額料金は3,644円で、相場よりも安くWiMAXが使えて、口コミでも一番人気のプロパイダです。

私も個人的にGMOとくとくBBを契約していますが、なにも不自由したことがありませんし、快適に使えているため、大満足しています。ぜひ、検討してみてください。

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ABOUT著者情報

小田寺 真司

2013年から6年間、通信機器(スマホやインターネット)の営業や販売業務の経験を経て、現在は大手家電量販店のスタッフ様に対してインターネット回線に関する知識研修・補助を行うお仕事をしています。